【プロのガーデニング術】お花は手間より愛情をかけてやれば良く咲く話【園芸歴25年の集大成】
お花は、ほったらかしでも、手抜きでも育っていくものですが、実は愛情をかけてやるとよりお花が咲きます。
多くのプロの方、そして私も良く記事に書くほったらかし、超手抜きという表現は、実は不要なお手入れをしすぎる初心者の方へ向けているものでもあると思います。
愛情でお花が咲くなんてと言われそうですが、それは毎日見てあげること。
お花を植えたら毎日見てあげる、それだけでお手入れは十分。
水が不足していると感じたら与える、花が終わったと思ったら花柄を摘む。
子育てと同じで、いつも見てあげる、過剰に手を添えすぎない。
過剰なお手入れを防ぐために表現されているのが、超手抜きであり、ずぼら、ほったらかしの本質かもしれませんね。
ガーデニング初心者が失敗する一番の事例とは
お花を観察せずに水さえ与えておけばいいやと毎日水やり、水の与え過ぎで根腐れしているのに水やり。完全ほったらかしで、鉢植えなのに水切れなどがあります。
その原因は、お花を見ていないから、観察していないことと思います。
お花を毎日見てあげるのが愛情であり、お手入れかも
庭にお花や芝生を植えて、ガーデニングを始めるとついついお手入れしすぎてしまうのが初心者の失敗。
お手入れは、水切れになりそうなら水やりをする、伸びすぎたら切り戻す。
ざっくりこんなもので、プロ級の方はお手入れは週末だけとかその程度で十分なのも知っています。
毎日お花を見てあげることは、自分もお花の美しさ、成長を楽しめますし、異変にもすぐに気づきます。
子育ても同じで毎日見てあげる、毎日対話がある、そうすると異変にすぐに気づきますし、おかしなところはすぐに気づきます。
異変に気付いてやるのは毎日お花を見てあげることと思います。
普通は何も異変がないのでお花が奇麗だねと楽しんで、何もしない、それがお手入れでもあると思います。
お花への愛情は時にはスパルタ教育も必要
お花に愛情をかけるには、時には厳しく接することも必要です。時代遅れな表現ですが、強くお花や芝生を育てるなら
例えば、植えたてのお花は水を求めて根を伸ばし、根が育って初めて地上部のお花が大きく咲くのが原理です。
毎日水を与えていると水はあるので根を伸ばさない状態になり、地上部のお花がイマイチになったりしやすいです。
植えたてのお花は限界点まで水やりを控えて根が水を求めて伸びるようにする。
かわいそうに思いますが、これがお花をモリモリ咲かせる秘訣でもあると思います。
まとめ
ほったらかし、超手抜きでもお花は育つと言われるのは実はガーデニング初心者の方が過剰なお手入れをして、お花をダメにしたり、挫折することを防ぐために多くのプロの方が紹介されています。
お花には愛情をかける、それは見てあげることだけです。
お花のお手入れは過剰にするより、観察、子育てのように見守る、毎日見てお話ししてあげる。
これが、お花をよく咲かせるガーデニングの本質と思います。