「保冷剤」はそのまま捨てて大丈夫?保冷剤の捨て方とやってはいけないこと
暑くなってくると重宝するのが保冷剤ですよね。ケーキなどの持ち帰りでもらうことも多く、気づくと冷凍庫が保冷剤だらけなんてことも。そこで悩むのが捨て方です。そのままゴミ箱へ入れていいものか、中身と外側を分けた方がいいのか悩むところですね。そこで今回は、元家政婦の筆者が、保冷剤の捨て方についてをご紹介します。
保冷剤は「燃えるゴミ」としている自治体がほとんど
保冷剤は、中身を出さずにそのまま捨ててOKです。そして、燃えるごみとして処理している自治体がほとんどです。保冷剤の中身は紙おむつや生理用ナプキンの中身と同じ高吸水性樹脂(吸水ポリマー)。おむつやナプキンも、たいてい燃えるゴミとして処理されますから、納得できるのではないでしょうか。
※自治体によっては燃えないゴミとして処理する場合もあります、住んでいる自治体の分別方法に合わせて捨ててください。多くの自治体で、分別に悩むゴミの50音表などがありますよ。悩む場合はそちらを確認してみましょう。
中身を排水溝やトイレに流すのは絶対やめて!
保冷剤は水分を多く含んでいるため、袋から出して中身を流して捨てられそうな気がします。でも、保冷剤の中身を排水溝やトイレに流すのは絶対にダメです! 高吸水ポリマーが排水管に詰まり、悲惨なことになってしまいますよ。
消臭剤として使える保冷剤も
最近では、パッケージに「使用後は消臭剤として使えます」と書いてある保冷剤もあります。その場合は中身を出して小瓶などに移せば、消臭剤として使えますよ。普通の保冷剤は、中身を出しても消臭剤の効果はありません。しかし、アロマオイルなどで香りをつけて、「アロマ芳香剤」として再利用が可能です。この場合、子どもの誤食に注意してください。お子さんの手の届くところには置かないようにするのが大切です。※パッケージに「有害」や「中身を出さないで」と書かれている場合、再利用はやめましょう。
無印良品の保冷剤回収は残念ながら終了
無印良品では、2021年の秋より保冷剤の回収をしていました。話題にもなっていましたが、2023年9月に終了。現在保冷剤の回収はしていません。これは残念ですね。他のショップなどでも、保冷剤を回収しているところは現在ないようです。
保冷剤はそのまま捨ててOK!
保冷剤は、そのまま捨てて大丈夫です。しかし、「増えてしまったからといって、捨てるのはしのびないな」と思うなら、消臭剤や芳香剤として再利用するのも手ですよ。現在保冷剤の回収をしているお店はありませんが、どこかの企業で回収をして、再利用などをしてくれたらいいですね。
※自治体の指示するゴミの分別方法を守って捨てましょう。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の体験、見解を含みます。
保冷剤を使う便利なアイテムについては、過去記事「【100均】ぬるくなる『クールネックリング』を出先でも冷たく使える便利アイテム【ワッツ】」をご覧ください。
おすすめの扇風機については「コスパとタイパの次は『スぺパ』今買いたいスぺパ家電を元家政婦がご紹介!」をご覧ください。※スマホからご覧のかたは、プロフィールからフォローしていただくと、最新記事の見逃しがなくおすすめです。