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iPhoneへの機種変更、LINEやPayPay、データの移行方法まとめ #専門家のまとめ

鈴木朋子ITジャーナリスト/スマホ安全アドバイザー
(写真:ロイター/アフロ)

いよいよiPhone 16シリーズが発売になりました。さっそく新機種をゲットした人も多いのでは。今回は、iPhoneからiPhone、AndroidからiPhoneに機種変更する方法と、LINE、PayPayの移行方法をまとめました。

ココがポイント

iPhone や iPad を使って、新しい iOS デバイスを自動的に設定できます。
Apple

「iOS に移行」アプリをダウンロードして、Android デバイスから新しい iPhone、iPad、または iPod touch へのお乗り換え
Apple

LINEの引き継ぎは、以前の端末で「トーク履歴のバックアップ」などの「事前準備」を行った後で、新しい端末で「移行作業」を行う流れとなります。
LINEあんぜん引き継ぎガイド

機種変更・電話番号変更した場合、PayPayアプリに再ログインする等の必要があります。
PayPay

エキスパートの補足・見解

iPhoneからiPhoneへの引き継ぎは、クイックスタートを使うとすばやく完了します。以前の機種と新しい機種をワイヤレス通信で繋げてデータを転送できます。

AndroidからiPhoneへの乗り換えは、専用のアプリが用意されています。Google Playストアからインストールしてデータ移行しましょう。

LINEの引き継ぎは、以前使っていた端末での作業もあります。旧端末を手放す前に、設定しておきましょう。ちなみに、異なるOSの引き継ぎでは、14日より前のLINEのトーク履歴を引き継ぐことはできません。

PayPayは新機種でアプリにログインすることで残高を引き継げます。新たなアカウントを作らないように注意しましょう。

他にも、二段階認証に使用しているアプリ、ゲームアプリ、銀行系、ポイント系のアプリなど、引き継ぎが必要なアプリがあります。それぞれ、公式サイトなどで移行方法を確認してから引き継ぎを行いましょう。

スマホの機種変更には、不安や緊張を感じる人が多いと思います。落ち着いて機種変更に取り組める時間と、Wi-Fi環境が整っている場所を確保してから作業を開始することがおすすめです。また、すぐに旧機種を手放してしまうと、あとから必要な情報が出てくるかもしれません。新機種でしばらく様子を見てから、旧機種を初期化すると安心です。

ITジャーナリスト/スマホ安全アドバイザー

メーカー系SIerのSEを経て、フリーランスに。SNSが専門で、コンシューマー向け、ビジネス向けともに取材を重ねており、広い視点での執筆を行っている。ITサービス、スマホアプリについての記事も多く手掛ける。子どもの安全なIT活用をサポートする「スマホ安全アドバイザー」としても活動中。著作は『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)、『親子で学ぶスマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)など多数。

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