カーリング日本代表ロコ・ソラーレの藤澤五月らが出場予定だった凱旋試合、全農日本MD選手権が中止に
日本カーリング協会(以下JCA)は16日午後、メディア向けのリリースを配信し、3月1日から札幌市で開催予定だった第15回全農日本ミックスダブルスカーリング選手権、ならびに妹背牛町で開催予定だった第19回日本シニアカーリング選手権の両大会の中止を発表した。
やはり新型コロナウイルス感染拡大の影響だ。
「オミクロン変異株の強い感染力と、参加選手並びに大会関係者・開催地自治体在住の市民の健康・安全面に対する十分な対応をとれない状況を鑑み、誠に残念ではありますが表記大会の中止を決定いたしました。開催日程を変更する大会の延期開催も検討しましたが、国内の主要なカーリング施設が休館もしくは営業に制限が加えられている等の事情により代替会場の確保が困難であることから、本会の事業年度内での延期開催も困難との判断に至りました」
リリースに上記のように記されるように、代替大会や日程の変更も行われない見通しだ。
また、ミックスダブルスカーリング選手権は4月23日からスイス・ジュネーブで開催される世界選手権に出場するペアの選考も兼ねていたが、日本代表チームはJCAの強化委員会から別途発表がある予定だ。
ロコ・ソラーレの面々の凱旋試合としても注目が集まっていた大会でもあったので、関係者からは「仕方ないけれど残念です」との声が挙がっている。