プロに丸投げしないで!キッチンリフォームを成功させるための4つのポイント【元住設メーカー勤務が解説】
数か月前に実家のキッチンをリフォームしました。筆者も一緒に計画したのでスムーズに事が運びましたが、もしいなかったら何をどうすればよいか分からなかったと母は言っていました。
「プロにお任せする」という考えもありますが、リフォームにおいては自分で決めるべきところは決めないと後悔することになるでしょう。
そこでこの記事では、元住設メーカー勤務で整理収納アドバイザーの筆者が「キッチンリフォームを成功させるための4つのポイント」をアドバイスしていきます。
1.理想のスタイルを先に決めてからプランを依頼する
リフォーム後のキッチンの想像がつかないからと言って、ショールームで一から決めようという考えはおすすめできません。
洋服を買う時でも、百貨店に訪れてから「さぁ何を買おう?」では、方向性も定まらず時間も足りませんよね。色んな服を見れば見るほどますます悩んでしまうだけです。
キッチンにおいても「壁をとっぱらって対面キッチンにしたい」などざっくりでもいいので、理想のスタイルを決めてからプランを依頼しましょう。ただ古い物を新しくしたいということよりも、理想の暮らし方を思い浮かべると満足度も上がりやすいですよ。
2.事前にキッチンが入るサイズを確認しておく
キッチンのサイズが分からなければ、ショールームに行ってもプランの立てようがありません。二度手間にならないためにも、ショールームに行く前にサイズを測っておきましょう。
一番は、家の図面を持参するのが最適です。もし図面がない場合は、現状のキッチンの幅と奥行きのサイズを測る必要がありますが、図るのが難しければ、ショールームに行く前に業者に依頼しましょう。プラスして現状の写真も撮っておくとショールームのアドバイザーにもより具体的に伝わりやすいです。
3.先に整理を終わらせて物の数を把握しておく
必ず整理は終わってから計画を立てましょう。手持ちの量はプランにも影響するからです。実家のリフォームをするときに、「背面収納は背の低い圧迫感のない収納にしたい」と言われましたが、整理が終わった段階でもキャパオーバーになることは目に見えていました。結局は、天井まである背面収納にしましたが、全て背面収納に収めることができたので母も満足しています。
いくらすっきりさせたいからとはいえ、手持ちの量に合っていない収納プランはかえって暮らしにくくしてしまいますので、注意が必要です。
4.1回で決めようとしない
さて、ここまできてようやくショールームでプランをしてもらえるわけですが、これで終わりではありません。見積もりやパース図を作ってもらいますが、1回で決まる人はほとんどいなく、予算や設備などの関係で最低でも2、3回はプランを練る必要があります。ひんぱんに替えられるものではないからこそ、よゆうのもって期間を設定して妥協せずに決めていきましょう。
キッチンリフォームを成功させるための4つのポイント
キッチンリフォームを成功させるためのポイントは、
- 理想のスタイルを先に決めてからプランを依頼する
- 事前にキッチンが入るサイズを確認しておく
- 先に整理を終わらせて物の数を把握しておく
- 1回で決めようとしない
でした。大きな買い物だからこそ、失敗だけは避けたいもの。そのためには、事前の行動や心構えがカギとなります。ご両親のリフォームのサポートをしたい人や、キッチンリフォームを検討している方の参考になれば幸いです。
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