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いくつ知っている?多くの人がやりがちな「火災の原因にもなるNG行動」3選

シンプリストうた暮らし研究家

火災の原因といえば真っ先に「火を使う場面」を思い浮かべると思いますが、じつは火を扱わなくても火災になることはあるんです。

多くの人が「このくらいは大丈夫」だとついやってしまいがちなことだからこそ、この機会にNG行動だということを認識しておきたいところ。暮らし研究家が解説をしていきます。

1.カイロを剥がしてすぐにゴミ袋の中に入れること

冬になると使用する人も多い「カイロ」ですが、処分するときには注意が必要です。カイロは平均温度で50度前後、最高温度は60度を超えることもあります。

そのため、高い温度の状態のまま熱に弱いビニール製のゴミ袋の中に入れてしまうと発火してしまう可能性も。記載の持続時間を超えるまでは引火の可能性がない場所に一時保管しておき、完全に冷めてから捨てるようにしましょう。

2.コンセントを根元まで刺さないこと

冬になると暖房器具などの家電を使う機会が多いですが、使っているうちにいつの間にかコンセントが緩くなっていることはありませんか?根元まで刺さなければ異常発熱を引き起こす可能性もあるので油断できません。

また、テレビのコンセントなど、抜き差しが少なくホコリが溜まりやすい箇所においては、間にホコリがたまり、そこに熱が発生することで火災につながる場合もあります。コンセントは安全だと思っていると危険ですので、必ずチェックしておきたいポイントです。

3.天ぷら油を少量しか入れないこと

IHかつ自動で温度設定してくれるからといって火災の心配はないと安心してはいませんか?多くの機器では、「天ぷら揚げモード」があり、一定の温度になると自動で火力調整をしてくれますが、それは油の量が一定量なければセンサーが反応しにくい設計になっています。

たとえば、IHヒーター大手メーカーの三菱のIHクッキングヒーターの場合は、油の量は「500g以上」と取り扱い説明書に記載があります。少量油設定で200g以上から調理できる機種もありますが、今使っている機種がどちらのタイプなのか把握していないご家庭も多いはずです。この機会に必ず確認しておきましょう。

「このくらい大丈夫!」は命取り

火災にまで至らないケースも多いですが、だからこそ油断は禁物です。使用方法や処分方法を守っておかなければ発火してしまう可能性もゼロではありません。火災件数が増加傾向にある冬はとくに注意し、安全対策を徹底していきましょう。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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