名古屋めしの一つジャンボエビフライ。愛知県でエビフライの人気に拍車がかかったのは、「まるは食堂」さんの功績と言っても過言ではありません。

まるは食堂さんは知多豊浜に本店を構える老舗食堂。地元豊浜漁港で水揚げされたエビを使ったジャンボエビフライが名物となっています。

今では中部国際空港セントレアや栄ラシックなど、主要なターミナルや商業施設にチェーン展開しています。名古屋市内にあるのは、ラシック店・チカマチラウンジ店・JR名古屋駅店の3店舗です。

その中でJR名古屋駅店があるのは、名古屋うまいもん通り 広小路口。太閤口に比べて空いており、並ぶことなく入店しやすいです。名古屋駅で知多半島の海の幸がいただけるとは...!!

定番はやはり「エビフライ定食」。ジャンボエビフライ2本が入った定食です。追加でお魚のフライも追加できるので、今回は白身フライ・キスフライを加えました。

写真だと分かりづらいのですが、エビフライは"相当ジャンボ"です。

アップすると少しは伝わるでしょうか。一尾あたり約20cmほどの大きさがあり、滅多に見られない極厚のエビを使用しています。衣でエビの大きさをカモフラージュする必要のない圧巻の身の大きさです。

一口いただくと身から旨みが染み出て、加えてぶりんぶりんの弾力の身を味わいます。簡単には飲み込めないほど大きなえびは、噛めばかむほどに幸せです。まるは特製タルタルソースの濃厚な味わいが相性抜群！

加えてお魚のフライもとても美味しかったです。サクッとした衣に包まれているのは、ホクホクのお魚の身。そのままいただけば素材そのものの美味しさが味わえますし、ソースをつけて定番でいただくのもよし。

名古屋駅という都会の一等地で、これほど新鮮なお魚をいただけるというのが感動でした。

定食にはもずくも付いています。こちらも磯の風味がしっかり味わえる一品。まさに本店のクオリティが各メニューにしっかり現れている充実した内容でした。

味噌カツの八丁味噌なども然りですが、愛知県内の素晴らしい味覚が詰まっているのが名古屋めしだと改めて感じる老舗食堂の定食。ぜひ名古屋駅に行った際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。