【大阪市・肥後橋】店舗はそのまま!伝説の行列ハンバーグ店を人気とんかつ店がリスペクト復活
オフィス街の行列ハンバーグ店が昨年末閉店!
連日行列になるエリアでの評判の人気店が大阪・肥後橋の「グリルピエロ」。ジューシーでポテッとしたフォルムのハンバーグが名物でした。詳しい歴史は知らないのですが、当時レギュラーでお願いしていたデザイン事務所のデザイナーさんに連れていってもらったので初めて訪問したのが30年ほど前。それ以上の歴史があったはずです。当時から人気店で「ニューハマヤ」に行くか?、「グリルピエロ」にするか?という昼めしの行き先の相談を何度かした記憶があります。そんな人気店が2022年12月28日で閉店。長らく訪問していなかったので最後にいけなかったのが残念でした。
そんなピエロの跡地に、新たなハンバーグ店がオープンするという話を聞き、取材がてら食べに行ってみました。
外観や内装をそのまま引き継いだ“ニュー”なグリルピエロ
お店があるのは、OsakaMetro四つ橋線肥後橋駅から南西方向に徒歩5分ほどのオフィス街。飲食店も点在します。
こちらが「グリル ニューピエロ」。外観は以前の「グリル ピエロ」のままです。
キレイに片づけられ、厨房もピカピカに仕上げられていますが、ほとんど「グリル ピエロ」のまま。
年季の入ったカウンターもそのまま。
メニューはハンバーグのみ
「グリル ピエロ」には焼肉定食とミックス定食がアありましたが、こちらはハンバーグ定食のみ。150ℊと200ℊのサイズ違いで用意されています。
ハンバーグ定食 200ℊ 1,500円
ハンバーグ定食は「グリル ピエロ」をリスペクト。ハンバーグがのる鉄板も「グリル ピエロ」から引き継いだものです。
チーズがのった姿も「グリル ピエロ」を彷彿させます。
ハンバーグは「グリル ニューピエロ」がオリジナルのアレンジ!
ハンバーグの中身に関しては、「グリル ニューピエロ」スタイル。外カリ中ふわのハンバーグは、豚と牛のあいびき。この「グリル ニューピエロ」を運営しているのが、堺筋本町の本店のほか、北堀江、豊崎、肥後橋に店を構えるとんかつ専門店「ニューベイブ」。マンガリッツアやTOKYO X、林SPFポークなど、とんかつ好きであれば必ず知っているブランド豚を使ったとんかつで高い評価を得ています。
そんな銘柄豚のとんかつに使えない部分をミンチにしてハンバーグに使用。食べてみると感じるのですが、食べてる途中から後半にかけて肉の上手さを感じます。また、荒めに切られたタマネギのアクセントも心地よく感じます。
デミソースは、コクがありながらもスッキリシャープです。肉の旨味を邪魔しないのは好印象。
付け合わせにはシャキシャキ感の残るモヤシ。
さらに、ポテトフライ。このあたりはかなり「グリル ピエロ」風です。
ちなみにごはんは大盛りも無料でお願いできます。お代わりは1回限り無料。
小鉢の冷やっこも「グリル ピエロ」そっくり。
「グリルピエロ」の跡地でやるならおいしいハンバーグを!
「せっかく「グリルピエロ」の跡地で営業できるんだったら、その歴史を大切にしながら、ニューベイブの銘柄豚の挽肉を使用して、自分たちなりのニューハンバーグを提供したい」と考えて現在のスタイルに到達したというハンバーグ定食。ハンバーグ自体はジューシーさよりも旨味がぎゅっと詰まっていて、ブランド豚らしさを楽しむことができます。
行列店になりそうな予感がしますが、17:00までの営業なので遅いランチ利用で訪問すれば待つことなく楽しめそうな気がします。
グリル ニューピエロ
住所/大阪市西区江戸堀1-16-26 ダイワ肥後橋ビル1F
電話/06-7777-5446
営業時間/11:00~17:00
休日/不定休(週2回程度)
席数/13席(カウンターのみ)
交通/OsakaMetro四つ橋線肥後橋駅から徒歩5分