先日あるゴルフ番組で出演者が電動自走カートを採用しているカート道上でショットをしていることがSNSを中心に話題となっていた。

電動の自走カートを採用している場合カート道の上に誘導線が入っており、この上でのプレーをローカルルールで禁止していることが多い。(なおこの番組で使用されたコースでローカルルールが採用されているかは不明)

数年前に筆者が電動の自走カートを採用しているゴルフ場でプレーしていたところ、他の組のプレイヤーがカート道でショットを行い誘導線が切れてしまった。

その修復作業のため全組がコースで長時間待機させられるという事態が発生してしまった。

またこの誘導線は修復するために高額の費用がかかり、ローカルルールを破り誘導線を故障させた場合、コースによっては多額の賠償金を請求されることがある。

電動の自走カートを採用している場合、カート道の上に誘導線が入っていること自体を知らないアマチュアゴルファーは意外にも多い。

電動の自走カートを採用している場合は、基本的にカート道上では芝が生えていてもショットを行ってはいけないことは覚えておいてほしい。