【赤穂市】流行にとらわれず長く着られそうなシンプルな服なら「La chic」におまかせ!
赤穂市浜市にあるセレクトショップ「La chic(ラ・シック)」をご存知ですか。
店主の山本伊津子さんこといっちゃんが、自分で気に入って着ていた洋服や長く使い続けたい服飾雑貨などを扱う一軒家ショップです。ずっと行きたかったのになかなか行けなかったお店にやっと行けました。どんなお店なのかご紹介します。
ブルーの壁が印象的な一軒家ショップ
「La chic(ラ・シック)」は、坂越中学校や赤穂市給食センターからほど近い、櫂の家の一本東の筋にあるプルーの壁の一軒家です。
国道250号(はりまシーサイドロード)からも見えますが、大きな道沿いではないので、少しわかりにくいかもしれませんね。
「La chic(ラ・シック)」がオープンしたのは、2019年3月。
いっちゃんが、小さい頃からことあるごとにお父さんから言われ続けてきた「自分らしく」「女性らしく」の「らしく」が由来ですが、「ネットで”らしく”と入れたら”美しい様、洗練された様子を表すフランス語”と出てきたのでちょうどいいわと思って」と、店名にしたそうです。
「洋服も生き方も自分らしくありたい」という願いも込められています。
洋服と服飾雑貨をセレクト
お店の中はこんな感じ。
洋服を中心に、バッグやアクセサリー、帽子、傘、靴などの服飾雑貨が並んでいます。
洋服は、リネンや綿素材のカジュアル系がメイン。
流行に左右されない長く着られそうなものをセレクトしています。
柄物よりは無地が多く、シンプルながらデザインは個性的でひねりが利いたもの、人と被らないものを置いています。
鞄や靴などの雑貨もしかり。上質で長く使えるものがメインとなります。
おすすめ商品はこちら
店の中のもの全部がいっちゃんのおすすめですが、なかでも近隣では手に入りにくい商品を紹介しましょう。
丸いのも、卵型なのもどっちもかわいいこのバッグ。色選びも絶妙ですよね。
「Ouchi-goto」という姉妹のユニットで、バッグとユニークなデザインのパンツを姉妹でそれぞれ担当しています。常設しているのはこちらだけだそうです。
こちらの商品は、西宮の「YURUKU(ユルク)」の革バッグです。
革の色や形状など、オーダーができるので、オープン以来、見本として置いています。
上質の革を使っているのはもちろん、持ち手の木の部分は家具屋さんにオーダーするなど、一つひとつこだわりがある商品です。
こちら「マンドレイク」のアフリカンバティックの傘や小物です。
とっても個性的で素敵ですよね。
おしゃれ番長・いっちゃんです
店主の山本伊津子さんこといっちゃんです。
いっちゃんは、若い頃から洋服大好きな少女だったそうです。服飾関係の専門学校に行きたかったけど、最終的には普通に大学に進学して、赤穂市役所に入所。サラリーマンと結婚して、結婚後も役所勤めを続けていました。
そんないっちゃんに転機が訪れたのは、52歳の時。ご主人が急死したのです。
「朝、行ってらっしゃいと言って送り出し、会社で調子が悪くなり、そのまま亡くなったんです」。それから人生観が一変、仕事に没頭するようになり、係長、課長、部長と昇格していき定年を迎えたそうです。
定年退職して半年、誰とも会話をしない日が続き、周りが心配し始めたとか。
「したいことがあるんだったら、1年でも2年でもやったら」と娘さんに言われました。
そこで、自分は洋服が好きだったことを思い出し、自分がいいと思うものを置く店を作ろうと一念発起。準備期間1年で店をオープンさせたんです。
「デパートに行っても、自分が何を買っていいのかわからず帰ってきてしまった。ここには自分の好きなタイプの服があるから、ここで選んだらいいからうれしい」「新しい服が入荷したら必ず連絡して~」など、いっちゃんセレクトの、コアなファンも多いそう。
「自分の居場所を自分で作った感じ。きっと店をやってなかったら出会わなかった人にいっぱい出会って、本当にやってよかったと思う」と。
気さくでさっぱりした性格のいっちゃんとの会話も楽しめるし、赤穂のおしゃれ番長、いっちゃんセレクトがピタリとはまれば、きらりとセンスが光るコーディネートが楽しめそうです。
La chic(ラ・シック)
住所:兵庫県赤穂市浜市573⁻1(地図はこちら)
電話番号:0791-25-1905
営業時間:11:00~18:00
定休日:月・火曜
URL:http://lachic-ako.com/