駅から徒歩3分!毎日味わいが変わる!シンプルな材料で作ったサワードゥ専門店「BAKE STORE」
酸味あるパンが好きな人にはたまらない!大人な東京パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
小田急線の梅ヶ丘駅から徒歩3分のところにあるBAKE STORE。こちらのお店はオーストラリアで修行したシェフが2023年3月にオープンしたサワードゥ専門店。
サワードゥ(Sourdough Bread)をご存知ない方の為に説明すると…
小麦粉、塩、水と、自然発酵させた天然酵母から作られるシンプルなパンのことで、ほどよい酸味があり、1日目はもちろん、2日目も旨味がさらに出てきます。作り手の酵母の育て方によってお店独自の味となっていき、気温や湿度でも違いがでるのだそう。
レーズンブレッド、アンチョビオリーブチャバタ、バゲットスタイルホワイトを実食
10年以上継ぎ続けている酵母の旨味とやわらかいヨーグルトのような酸味が楽しめる看板サワードゥブレッドであるwhiteに、甘味の強いカリフォルニア産レーズンを混ぜこんであります。
テリある濃い焼き色は完全に自分好みな感じで、陳列されている時から、これは絶対買おうと心に決めていた一品。クラスト(外側)は薄くバリっとした食感で、生地の味わいがシンプルがゆえにレーズンの甘味が際立って美味しかったです。
チャバタにアンチョビオリーブが練りこまれています。いやー、本当にお店でオリーブのパンを見つけるとどうしても買わずにいられないというか…。じゃー、オリーブをそんなに良く食べるのか?と聞かれたら、オリーブ単体ではあまり食べることないのだけれど、パンに入っているとどうしても食べたくなってしまって(笑)
こちらのパン生地もクラスト(外側)部分が薄いので、バリっと香ばしいです。それでいてクラム(内側)は瑞々しくもっちり。オリーブのジューシーさと混ざり合い、口内に旨味が広がります。
BAKE STOREの味を知るなら、看板サワードゥブレッドであるwhiteをまず食べるべきだと思うのだけれど、ハーフでも600円ということを考えると少しだけ躊躇してしまうところがあり、もう少し味見的に頂くことができるパンはありませんか?とお聞きしたところ教えて頂いたバゲットスタイルホワイト。こちらはwhiteをバゲットのような形にして焼き上げたそうで、価格も350円と試してみやすいお値段。
BAKE STOREのパン全般に言えることなのだけれど、クラスト(外側)薄くバリっとしていて、クラム(内側)は弾力あり。3種類の中で一番シンプルだということもあり、少しの酸味を感じます。バターやチーズなどをのせたり、オープンサンドにしても美味しいと思うのだけれど、酸味あるパン好きとしては、このままの味を堪能したい一品。
動画でサクっと「BAKE STORE」の様子を知りたい方は、1:35あたりからチェックできます。
BAKE STORE
住所:東京都世田谷区梅丘1-15-10
営業時間:11:00~
定休日:水曜日