【京都市】左京区 日本の音楽の祖であり『呂律が回らない』の語源となった大原の呂川と律川!
調子がはずれた時に使う「呂律(ろれつ)がまわらない」という言葉の語源があるのをご存知でしょうか?
”京都大原さんぜんいん〜”という歌で有名な、大原三千院。
私も年に何度も訪れる自然いっぱいの素敵な場所です。
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「承久の乱」で配流となった「後鳥羽天皇・順徳天皇」の御陵が『大原三千院』側に!
大原の里に流れる呂(ろ)川と律(りつ)川にその「呂律(ろれつ)がまわらない」の語源があると聞きました。
大原三千院を挟む二つの川があります。
それが、呂川(ろせん)と律川(りっせん)です。
朱色が綺麗な橋が架けられています。
その正面には、仏教声明の発祥といわれる『勝林院』があります。
声明の聖地とされています。
声明の音階を上手に取れない修行者の様子を 「呂律が回らない」といったんですね。
そのため、舌が滑らかに動かないために話しにくく、言葉が不明瞭になる状態のことをいいます。
三千院の両側に流れる小川をそれぞれ「呂川」「律川」と呼びます。
律川上流には有名な「音無の滝」もあります。
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「大原」にある名勝「一の滝(音無の滝)」で平和を祈り癒される♪
「呂」も「律」も日本における代表的な音楽の元に関係していることを知ってびっくりしました。
自然と芸術の融合が感じられる場所ですね。
京都 大原 呂律川
京都府京都市左京区大原勝林院町