昭和プロレスの巨星が、無事に引退を迎えられた事は、めでたくもあり寂しくもありますが、東京ドームの雰囲気は素晴らしかったです。三銃士や御三家、三大といった括りが日本人は好きで、武藤敬司引退記念というわけではないですが、勝手に札幌味噌ラーメンの御三家を決めてみたいと思います。

観光で訪れた際に、もちろん3店全てを食べる必要はないですが、いずれか1店を食べるだけでも、何故人々は札幌は味噌ラーメンなのか、そのレベルの高さを認識できると思います。

１）熱く、強く、ぶれない味噌ラーメン、さっぽろ純連 札幌店

「寒い日に食べるなら、熱持ち最強の純蓮がベスト」

「札幌旅行に来た、ラーメン好きなお父さんを静かにさせる説得力」

「初恋の平岸ハイヤーと同じ通りにあるので、ときめく」

創業1964年から50年を超える、本物の札幌味噌ラーメン。スープと麺の熱さ、保守本流でありながら、日本人の身体に強く記憶を残すパンチ力。

正油ラーメンと、チャーハンの注文もよく入ります。そして、テーブル席もあるので、週末には家族連れの姿も多く、札幌が世界に誇る本当の優良店です。

雪の札幌を凍えながら歩いていると、

「あー、純蓮食いたい、、、」と心にこびりついている逸品。

＊行列対策

御三家の中では、座席数も多いので比較的待ち時間は少ないですが、それでも大人気店ですので待ち時間は発生します。開店直後の１回転目、通し営業ですので、15-17といった合間の時間が狙い目です。

２）バランス感、知名度、食べやすさは間違いなく頂点、麺屋 彩未

「札幌旅行に来たカップル向け、彼女も喜ぶ味の上、行列も最高の思い出」

「よくぞこの立地で、全国クラスの知名度を、札幌ラーメンの奇跡」

「大行列にも安心対応、北海道トップのオペレーション力」

2000年創業、札幌ラーメン界の新時代の扉を開けた、モダン味噌ラーメンの先駆者。

味噌ラーメンのスープの概念が壊れるほどの、絶妙バランスの優しい味。これぞ、彩未が彩未たる生命線。

日本一、生姜に合う味噌スープなのか、味噌スープに合う生姜なのかわかりませんが、個人的には、彩未といえばこの二人の絶品マリアージュ！

訪問予定のある方には、是非とも意識して楽しんでいただきたいです。

＊行列対策

常に大行列です、ただオペレーションが良く回転はいいので、想像よりは待ちません。現地まで行ったら、大行列でも諦めて並びましょう、中心地から離れているのでセカンドプランが難しいです。ただ、どれほど待っても、日本を代表する味噌ラーメン、食べる価値あります。

３）奇跡の進化で名店入り、らーめん 信玄 南6条店

前回食べたのは、3年前。

町中華の雰囲気で、お客様もまばら、味の印象も低く、「札幌民御用達ラーメン」といったぼんやりした印象でした。

今回、雪まつりの前日、それでも行列あるだろうと16時に訪問すると、行列が。。。マイナス６度の中、耐えること1.5時間。これを、惨劇と表現した自分の甘さに後々思い知らされます。

味噌、塩、醤油で、それぞれ２種類のラインナップ。今回は、コク味噌の信州を選択。

チャーハンの価格設定もよく、かなり注文入ってました。

このスープ、いったいこの3年で何があったのか、、、全くの別物に進化。ぼんやりした、全体のフォルムはそのままなのに、中身は、、、今一番札幌で待ち時間の長いラーメン屋さんとしての人気も納得。

＊行列対策

ちなみに、写真は3年前の店内風景。夕食時なのにこんな空席が。

今回、雪まつり2日目の日曜日の開店前に店の前を通りましたが、すでに60人待ちで推定待ち時間2.5時間。調理時間が長いので、回転は良くありませんので、それでも食べたい方は、上着だけでなく、足のカイロ等の防寒をしっかりして、覚悟の上で行列に加わってください。

最新2023札幌市ラーメンBEST10ランキング

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