【京都市】元幼稚園教諭が始めたこだわりもっちりおにぎりキッチンカーには子どもたちへの愛情がいっぱい!
もっちもちとした食べやすいおこわのような艶のおにぎりと、中から出てくるこりっとした鶏肉がめちゃ旨でした。2023年12月15日にリニューアルオープンした「ラクセーヌ専門店」前広場に出店していたキッチンカー「88/O (えいえいおー!)」は最近になって京都の催事などでよく見かけるようになってきました。
食感からもち米かなと思ったのですが、京都府八幡市「重兵衛農園」のできるだけ余計なものを使用しない減農薬米のヒノヒカリなのだそう。美味しいおにぎりや安全なお米を求めて、全国を食べ歩いた店主の石田瞳さんが厳選した一番おにぎりに合うお米。水を抑えてじっくりと炊き上げるのがコツだといいます。
元幼稚園教諭の石田さんは、子どもたちに安心して提供できるおにぎりのワークショップをやりたいとの思いもあって、まずはキッチンカーで安心を届けようと考え独立を決意したのだそう。自家製のかしわや錦市場で88年続く島本海苔乾物の海苔など具材にも徹底してこだわっています。これは美味い筈だわ!
「重兵衛農園さんの田んぼには、メダカが育ち、モグラや白鷺たちもやってきます。生き物たちは良い環境を知っていますね。本当に手間暇がかかっています。その大変さに改めて食べ物をいただくことのありがたさを知ったんです」と語る石田さん。
ラインナップは、かしわを始め、ゆばとちりめん、まろやかこんぶまよ、おかか、にしきごま、もろみとおおば、ちりめんざんしょう、しおの8種類と豊富です。その場で食べるときは竹ざるに載せて、持ち帰りは竹皮にくるんで渡してくださいます。
石田さんは、「美味しいだけじゃなく安心を届けたい。海洋プラスチックの問題や大量のゴミの廃棄の問題など深刻な問題について、ECO FRIENDLYな考え方で向き合いたいんです。おにぎりを握るとき、私たちの想いに寄り添ってくださる生産者さんたちの思いも大切に込めています」と本当に明るい笑顔で手渡してくださいました。
桂川や北山、嵐山、京都市役所前、下鴨神社など京都市内中を移動してきた「88.onigiri」(外部リンク)。京都御所のイベントなど今後の予定はインスタグラムでチェックしてみてください!