【八千代市】カフェ? 塾? どちらも正解! 地域連携の場でもある「喫茶アロン」には魅力がいっぱい!
八千代台駅西口から北本通りを歩くと、不思議なたたずまいの建物が目に入ります。スーパーの居抜きのような建物になぜか参考書がずらり。そして地面には直置きのホワイトボード。
そのホワイトボードには「本と紅茶の喫茶アロン」と「千葉県立高校受験対策講座」の案内が書かれています。ここは一体、何屋さん?
中に入ると広々とした空間。靴を脱いで利用するようです。小上がりの畳敷きの席は掘りごたつ形式。
どうやらここはカフェ(喫茶アロン)もであり、塾(英語数学理科の特化型)でもあり、地域連携の場(動画制作、イベント参画)でもある場所を「アロンの杖」という運営会社が経営しているとの事。
受験対応の塾のシステムは講師が常時3~4人、マンツーマンで80分の授業形態。その時間外は自習時間としてこのカフェ内で宿題や予習復習などをすることが可能。マンツーマンなので子どもとのコミュニケーションがしっかり取れる事から、一人一人に合わせた教育内容を組むことができ、大手塾からの転入も多いそう。
なるほど! そう聞くといろいろ納得のいく店内です。訪れた時は午前中だったので「喫茶アロン」の時間。まずは先に注文を済ませます。メニュー表示は「PC用ディスプレイ」。マリアージュフレールの紅茶が飲めるお店、ここら辺ではちょっと珍しいですよね♪
キッチンカウンターの上には黒板がありました。「講師なんでもランキング」だそうです。カフェタイムの店員さんは実はここの塾講師。勉強を気軽に聞けることも「喫茶アロン」の醍醐味です。
店内は畳席とイス席があり、畳席には高めのついたてがあります。一人でのんびりとお茶を飲む時、視界が遮られていた方が考え事などする時に良いこともしばしばありますが、受験生も先生とマンツーマンで勉強するのにもってこいの環境ですね!
また、イス席はこんなにかわいいチェアが。どこに座ろうか迷ってしまいます。実は塾に通っている生徒さん達も、集中できる個別ブースがあるにもかかわらず、こちらの席が人気なんだそう。
ルービックキューブは「解き方講座を開いて欲しい」と生徒さんからのリクエストがあり、近々講座が開催。塾は受験対策勉強をするためだけの場所かと思いきや、ここは一人一人の知的好奇心を高め、勉強につなげる仕組みがありそうです。
こちらは塾講師が本気で考えた特製「ミニパフェ」と、八千代台の自家焙煎珈琲「Cafeふくろう」さんのコーヒーです。本気で考えたとあって、サイズはミニでありながらも厳選した寒天粉や白玉粉などを使い、あんこ玉にたっぷりきなこのボリューミーな本格パフェ。雑なところがなく、クリームも綺麗に絞られていて、塾講師ならではの生真面目さがうかがえます。
店内BGMもジャズやクラシック等、歌詞の入っていないものを流すなど配慮がされており、勉強するにもほっと一息つくにも心地の良い空間に身を置きながら「アロンって何だろう?」
柔軟な発想で塾もカフェもやりつつ、このお店のある北本通りの一大イベント「BOOK STREET」(北本通りの「本」を「BOOK」にかけた毎年恒例のイベント)にも参画し、地域活性化にも一役買っています。
お話を聞かせていただいた運営会社の代表の方いわく、
との事。お子さんの塾を迷っている方、八千代台駅近辺で喫茶店を探されている方、大人でも勉強する場所が欲しいと思っている方、「喫茶アロン」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
◆喫茶アロン◆
住所:八千代市八千代台北1-9-9
TEL:047-411-9189
営業時間:10:00~14:00 (L.O 13:30)
定休日:月曜・火曜・水曜