【大牟田市】梅雨の風物詩! 今山の定林寺のあじさいがもうすぐ見ごろを迎えます!
大牟田の有名なあじさいスポット、今山の定林寺(じょうりんじ)のあじさいがもうすぐ見ごろを迎えます!
定林寺は三池山のふもとにある曹洞宗の寺院です。現在の大牟田市域は、奈良時代以降は三池荘や三池郷と呼ばれ、数々の荘園が営まれていました。その後、室町期から戦国期にかけて台頭した豪族の三池氏が勢力を拡大しました。
定林寺はこの三池氏の菩提寺で、鎌倉時代の1199年に建立された歴史ある寺院です。
定林寺と近くの普光寺に存在する五輪塔や宝塔などの石塔は「今山普光寺ならびに定林寺石塔群」として福岡県の文化財にも指定されています。
定林寺は別名「あじさい寺」とも呼ばれ、大牟田近郊の人々から親しまれています。境内には数多くのあじさいが植栽され、毎年5月下旬から6月中旬にかけて見事な花を咲かせます。
これからの時期、あじさいを観覧するために多くの人々が定林寺を訪れます。
あじさいの花には赤・青・紫などの種類がありますが、花の色を分けるのは植栽されている土壌が酸性かアルカリ性かによって決まります。
定林寺の境内には、さまざまな場所であじさいが咲いています。本堂の周りは遊歩道となっていて、あじさいを眺めながらゆっくりとプチ散歩を楽しめます。
そして、本堂脇から上に続く山道にも無数のあじさいが群生しています。
それぞれの場所で花の色が微妙に異なるので、さまざまなあじさいの色合いを楽しむことができます。
ちなみに、定林寺への経路は駐車場奥の脇道となっています。小さな道なのでお見逃しのないように。
2023年5月29日、福岡管区気象台は九州北部地方の梅雨入りを発表しました。これからしばらくは恵みの雨の季節です。
五月雨の訪れ、三池山の緑の中で咲き誇る色とりどりのあじさいに癒されてみませんか♪
●定林寺(あじさい寺)●
〒837-0922 福岡県大牟田市今山1878