【富士宮市】誰にでも愛されるには秘密があった!『お菓子の家 もちのき』の見た目も味も感動のスイーツ!
あまりにも知名度が高いため、全国区のお菓子屋さんだと思っていた「お菓子の家 もちのき」さん。
実は1905年に市内でお饅頭屋さんとして開業した、創業120年近い地元の老舗和洋菓子店だったんです。
まだ学生の頃、スイーツが好きな友人と良く通った『エマーベル』というケーキ屋さんは『もちのき』の洋菓子販売店舗名で、のちに全ての店舗で和菓子と洋菓子を扱うようになったため『お菓子の家 もちのき』に統合されたそう。昔からお世話になっていたお店と知ってさらに親近感が湧きました。
『お菓子の家 もちのき』は市内に3店舗、富士市に2店舗あるそうです。
今回は小泉にある本店にお邪魔しました。
プロバンス風の建物は、おしゃれな洋菓子店の雰囲気です。広々としたポーチは雨の日でも急がずに傘を広げられます。
店内に入ると、まさにお菓子の家!
お店を訪れた方すべてのニーズに合わせた幅広い品揃えを見て、地元人だけでなく、多くの方の支持を得ている秘密が1つ分かった気がしました。
竜王戦の『おやつ選びコンテスト』にもエントリーされている『どらサンド(¥464)』は、生クリーム、あんこ、フルーツをどら焼きにサンドして、1/4に切られています。
美しくカットされた生クリームに包まれたカラフルなフルーツ、気泡が縦に膨らんでハニカムのような立体感のあるどら焼き、すべてが見た目から食欲をそそる萌断!写真映えも狙えます。
富士山に育まれた食材を生かしたお菓子作りを心掛けていて、どら焼きは富士山の麓、朝霧高原の鶏の卵を使用しているそうです。ふわふわしたどら焼きの中には、甘さ控えめのクリームにしっかりと馴染んだ旬のフルーツがたっぷりと入っていて、和菓子のようでケーキのような新感覚スイーツです。
店員さんにお聞きすると、『ふじのみや名物土産』で『奨励賞』を受賞した『どらレット(¥320~)』もオススメなんだそう。
ボリュームがある『どらサンド』と比較すると、年配の方やお子さまでも食べやすい大きさの『どらレット』。
ですが、単純に『どらサンド』のボリュームを抑えただけではなく、生地も違ったものを使用しているこだわった洋菓子。
最近リニューアルして、さらにおいしくなった『どらレット』!しっとりもちもちの生地と優しい甘さの生クリームと好みで選べるバリエーション豊かな種類も嬉しい。
何でもない日にケーキを食べるのは、なんだか気が引けるような思いですが、『どらサンド』や『どらレット』なら特別な日も普通の日でも、贈答用でも自宅用でも、シーンを選ばない親しみやすさは、昔から大好きだったお菓子屋さんの存在、そのものの象徴のように思えました。
ちなみにバイクで行動することが多い私。ケーキを買って帰って、家についた頃には型崩れして残念な気持ちになることが多いのですが、『どらサンド』や『どらレット』は型崩れもなく持ち帰る事ができ、バイクユーザーには嬉しい発見でした。
お菓子の家 もちのき
住所:富士宮市小泉226-1
TEL:0544-23-4568
営業時間:9:30~19:00
定休日:無休