【寝屋川市】寝屋川市立中央図書館 10万人突破! 異次元空間“サードプレイス”として高まる存在感
寝屋川市駅前のアドバンスねやがわ1号館4階に新たにオープンした寝屋川市立中央図書館は、2021年8月5日の開館から3ヶ月、12週目となる2021年10月22日に、入館者数10万人を達成しました。
2018年の大阪北部地震の被災により休館となっていた中央図書館が、寝屋川市駅前に移転することで利用しやすくなるとともに、市民一人一人が自分の「時間」「居場所」「思い出」を作ることができるこれまでの図書館のイメージを一新する落ち着きのある空間が、 家でも職場でもない居心地のよい場所“サードプレイス”として市民に親しまれています。
来館者数は、平日約 1,200人、休日約 1,800人で、移転前の来館者数に比べて、 平日は約2倍、休日は約 1.5 倍に増加しています。
平日の日中はシルバー世代が、夕方以降には通勤・通学帰りの社会人や学生が多く訪れ、また、休日には子ども連れで来館する家族の姿が目立つなど、各々が自分の時間を思い思いに過ごしています。
中央図書館の山本章弘館長は、「「知の拠点」としてだけでなく、落ち着きある空間を提供することにより、予想以上に多くの方の来館につながっていると考えている。駅前という立地で新たな拠点としての存在を高めていきたい。」と話しています。
寝屋川市では、市の全54万冊の図書の流通を促進するため、引き続き、中央図書館を市内の図書館ネットワークの中核・起点として位置づけ、郵便局を活用した「図書の配送サービス」や学校図書館図書配送事業(2022年1月~)、児童生徒への図書配送サービス事業(2022年4月~)を行い、教科学習・調べ学習用の活用など、市民に一冊でも多くの図書に触れてもらうための取組を進めていくとのことです。
【 中央図書館の役割 】
図書館網の中核として
全54万冊の図書の流通を促進
・ 市内の図書館ネットワークの中核・起点として位置づけ
・ 郵便局を活用した「図書の配送サービス」や学校図書への図書の流通を促進 ・ 学校図書館図書配送事業(2022年1月~)、児童生徒への図書配送サービス事
業(2022年4月~)を行い、教科学習・調べ学習用に活用する。
「駅前の立地をいかし、学生の学びの場や憩いの場として、 また、シルバー世代や働く世代など日常的に図書館に通いにくい人たちが、自分の「時間」と「居場所」 を求め、毎日行きたくなるような、これまでの図書館のイメージを一新する落ち着きのある空間を創出したい」と話す広瀬けいすけ寝屋川市長。
◇特徴
・ 落ち着きのある閲覧空間となる「NEYA」を各所に配置 (書架に埋め込まれた席や書架に囲まれた席、テーブル席、カウンター席など)
・ 寝屋川をイメージした「KAWA」が館内を横断、各エリアをつなぐ移動空間として機能
・ 国産木材で創られた書架で木のぬくもりで優しく包まれた空間を創出
・ 木もれ日がふり注ぐイメージの明るい昼のシーンとスポットライトで手元に灯りを届ける夜のシーン、2つの灯の表情を持つ照明演出
図書館内カフェティコラッテライブラリー店も併設され、市民にとって職場でも家でもない第3の居場所として親しまれています。
ティコラッテのドリンクは、図書カードのご提示で、全品50円引きとなっています。
ドリンク以外のメニューもホットサンドやスープとのセット、スコーン、マフィン、パイやケーキなど、おなかを満たしてくれるものやフローズンやジェラートもあります。
飲食スペースは落ち着いたソファー席となっています。
今後は、アドバンス寝屋川2号館にある駅前図書館が、「子ども図書館」として再整備が進められます。
子育て支援の機能も持ち合わせたスペースとして生まれ変わります。
【施設情報】
寝屋川市立中央図書館
◇ 場 所:アドバンスねやがわ1号館4階(寝屋川市早子町 23-1-401)
◇ 開館時間:月曜日を除く毎日、10 時~21 時(土曜・日曜・祝日は 20 時まで)
◇ 専有面積:2184.82 m²
◇席 数:100席程度
◇ 蔵 書 数:約 14.5 万冊(閉架書架約 3.5 万冊を含む)