駅徒歩5分なのに大自然!ソロからオートまで楽しめる超穴場キャンプ場【横浜市泉区】
横浜の中でも自然が多く残っている泉区。相鉄ゆめが丘駅近くに、自然豊かなキャンプ場があるのをご存じでしょうか。野菜直売所「自然館泉」で仕入れた新鮮な野菜を使ったBBQも楽しめる穴場スポットです。
自然館泉ベリーキャンプ場
2021年7月にオープンした自然館泉ベリーキャンプ場。初めて迎えるゴールデンウィークにはたくさんの人が訪れていました。
戸塚上矢部インターより車で20分と東京からのアクセスもよく、横浜で自然を味わえるキャンプ場があるとSNSや口コミで広がり、今まで丹沢や奥多摩などに行っていた人も利用しているそうです。
自然を残した温もりある手作りキャンプ場
「昔の人が山を切らないで残しておいてくれたからねぇ」と語ってくれたのは、キャンプ場を作ったご主人 美濃口俊雄さん(73歳)。
なぜキャンプ場を作ったのか尋ねてみると、「ここにテイピー(インディアンテント)をはって仲間と楽しみたいという夢があった」と教えてくれました。
開発が進むゆめが丘で、自分が育った昔ながらの景色を残したいという思いもあったそう。
「子どもの頃から山の中でずっと遊んでいて、カエルや虫を捕まえたりする幼少期の体験がおもしろかったので、子どもたちがいろいろ体験できるようなキャンプ場にしたいんだよね」と。
東京ドーム1.5個分の広さ
山の自然をそのまま生かした約7ヘクタールの敷地は、オートサイト、キャンプサイト、ハンモックフリーサイト、ホタルサイト、ブルーベリー・ひまわり畑サイトに別れています。
静かで昼間でも暗いホタルサイトは、男性がひとり焚火を楽しんでいました。車も入れるオートサイトでは家族やグループがBBQをしながらにぎやかに……、異なる過ごし方ができるのも広い土地ならでは。
※焚火は直火はできません。
キャンプ場データ
区画がソロキャンプからオートキャンプまで、各サイズに分かれています。
- 大2,中6、小10、オート大(LL)7、オート大(L)8、オート中9、オート小2
- 駐車場18台
- テントやキャンプ用具、食材は各自持ち込み
- 井戸水、水道水あり
- 薪無料
- 仮設トイレあり
- 空きがあれば当日も予約可(予約優先)
デイキャンプにも使えるように時間を3分割したところ、使いやすいという声も多いそう。
【料金(2022年5月現在)】
- ランチキャンプ (10:00~14:00)
小 1,300円
中 1,800円
大 2,100円
オート 大2,400円 - ディナーキャンプ (14:30~18:30)
小 1,400円
中 1,950円
大 2,250円
オート大 2,600円 - 一泊モーニングキャンプ (18:30~翌9:30)
小 1,500円
中 1,950円
大 2,250円
オート大 2,600円
組合せ自由 延長1時間毎あり
※1サイトにつき車1台無料、2台目から500円/台、バイクは2台無料
農産物直売所「自然館」
ご主人はふだんは農業を営み、道沿いの農産物の直売所「自然館」で、有機農業や農薬の量を抑えた農法で育てた野菜を販売しています。
【野菜直売所『自然館泉』営業時間】
- 月 9:30-11:00
- 火 9:30-11:30
- 水 定休日
- 木 9:30-13:30
- 金 9:30-11:30
- 土 9:30-13:30
- 日 9:30-11:30
自然館からキャンプ場のある畑へと続く農道。車で畑の間を進んでいきます。
この辺りは昔は「鎌倉郡」と呼ばれていて、横浜とは少し違う湘南っぽい雰囲気があるからねと優しい笑顔で語るご主人。キャンプ場を切り盛りしていた娘さんも親切で、とても愛を感じる場所でした。
横浜の大自然の新鮮な空気を感じながら、マイナスイオンをたっぷり浴びて、キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
基本情報
■自然館泉ベリーキャンプ場
■横浜市泉区下飯田町1761
■予約専用080-6263-3290
当日受付080-6710-3297
■相鉄いずみ野線ゆめが丘駅より
山の入口まで徒歩5分
自然館まで徒歩8分
■ペット連れは予約時に連絡
■公式 Facebook
取材協力:自然館泉ベリーキャンプ場様