フワっとしたシューの中に、たっぷりのクリームが詰った“シュークリーム”。

お店ごとにシューの食感やクリームに特色があり、興味と食欲がそそられるスイーツです。

この“シュークリーム”は、フランス語の“シュ”（キャベツ等の葉野菜）と英語の“クリーム”からなる和製外来語。

発祥の地フランスでは、日本で見るシンプルな“シュークリーム”を“シュー・ア・ランシエンヌ”と呼んでいます。

今回は、パティシエ歴30年の職人が作る“シュークリーム”200円（税込み）を求め「小さなケーキ屋さんram(ラアム) 」へ足を運んでみました。

県道184号線沿いにある「小さなケーキ屋さんram(ラアム) 」。

名前の通り、ホントに“小さなケーキ屋さん”なので、マップでの事前確認をおすすめします。

※住所：鉾田市串挽1854-237

２台ほど止められる駐車場と、赤いパラソル越しに小さなショーウィンドウが見えたら、そのお店が「小さなケーキ屋さんram(ラアム) 」です。

ショーウィンドウに並ぶケーキやプリン、ヨーグルトなど、全て手作りとのこと。

パティシエ歴30年の経験とこだわり、そして愛情を込めて作られたスイーツたちは、美しささえ感じる芸術の域です。

その中から、今回、お目当ての“シュークリーム” 200円（税込み）をオーダー。

気さくで明るい店員さんの接客に心癒されつつ、“シュークリーム”を受け取り帰路へ。

ただ、持ち帰る車内は“シュークリーム”のいい香りで満たされ「我慢」という試練が実に長く感じます。

■「小さなケーキ屋さんram(ラアム) 」が作る“シュークリーム” は実に美味

小麦のいい香りを感じながら“シュークリーム”を一口。

一般的なシューは45分ほどで焼き上げるのに対し「小さなケーキ屋さんram(ラアム) 」のシューは“アーモンド”スライスと、“クッキー”生地をのせ、60分かけて焼き上げます。

その為、小麦が香り立ち、シュー全体がサクサク。

そして、クッキーのサクッとした食感と香ばしい味わいの奥から、アーモンドの甘みとほのかな苦味が口いっぱいに広がります。

シューの中には、高級国産生クリームを使ったカスタードクリームがたっぷり。

濃厚でありながらしつこくなく、そして甘すぎず。

切った断面からとろけ出すこともないほどの濃密感。

このカスタードクリームとシューが口の中で調和し、絶妙な食感と味わいが楽しめます。

これが実に美味。

“シュークリーム”とは、“シュー”と“クリーム”というシンプルなスイーツです。

しかし、シンプルが故に、パティシエの経験と力量が見えやすいスイーツでもあります。

「小さなケーキ屋さんram(ラアム) 」の“シュークリーム”は“職人魂”を感じるハイレベルな一品でした。

「小さなケーキ屋さんram(ラアム) 」の“シュークリーム” 200円（税込み）。

ぜひ、お試しください。

※14：00以降は売り切れの場合あり

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