【京都市山科区】山科駅近の和食屋の昼御膳は、コスパ良で美味しいうえに普通の日がハレの日になる美しさ
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山科駅から徒歩6分、外環三条の交差点から一つ目の角を南に400mほど行ったところにある和食屋「旬彩おく村」。コスパ良でおいしい和食が食べられると山科区民のSNSにもよく登場し、筆者も複数の友人から「和食を食べるのならばおく村に行ってみて」とお勧めされ、うかがってきました。
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お店構えが凛とした感じで、和食屋というより割烹料亭のような佇まいです。
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お店の前には一品料理やドリンクなどのメニューが貼られています。
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よく見ると「おこさまメニュー」もあり、あとでうかがったところお子様連れも歓迎とのことです。
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お店の前に置かれたメニュー表を見てみると、お昼の時間帯はランチメニューがあり、「旬彩御膳」・「天丼」・「海鮮丼」があります。
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お店の中は和モダンで、カウンター席のほかテーブル席もあり、一人昼ごはんにもグループのランチにも利用できます。
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筆者はカウンター席に案内され、旬彩御膳を注文しました。驚いたのが器に大杯を使われています。これだけでもハレの日のお膳のようで、かなりウキウキしてきます。
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料理は左上から湯葉の和え物・刺身・天ぷら、下段左から茄子のサラダ・鱧の炊いたんです。旬の食材を使われているのはもちろん、天ぷら用の塩は岩塩を削ったものを使われたりなど、それぞれの料理の工夫と心配りが伝わってくる料理です。
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茄子のサラダは「生の茄子?浅漬けでもなく?」と思ったのですが、食べてみると生の茄子の弾力のある歯触りと、生ならではのさわやかな風味で、「茄子は加熱して食べるもの」という考えをひっくり返されました。
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この日のご飯はトウモロコシの炊き込みご飯でした。おかわり自由とのことで、「おかわりはいかがですか?」とお声をかけていただきました。薄味のご飯とトウモロコシがお互いに引き立てていて、ご飯というより「料理の一品」とも感じるおいしさでした。
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筆者が一番気に入ったのがこちらのお味噌汁です。京風のかつおだしに白みそ仕立てで、具がジュンサイです。京都市北区にある深泥池はジュンサイの産地で、古くから京料理に取り入れられているのですが、みそ汁の具として食べるのは初めてで、癖のない風味とつるんとしたのど越しで、温かいみそ汁なのに清涼感すら感じさせるおいしさでした。
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お店のご主人と女将さんにお話を伺いましたがとても気さくで優しいご夫婦で、昼のランチメニューなのに懐石料理と言ってもいいほどの料理のランクの高さに大満足の昼食になりました。夜のメニューもとても豊富なので、ぜひ行ってみてくださいね。
【店舗情報】
〒607-8076 京都府京都市山科区音羽役出町1-18
営業時間:11:30~13:30、18:00~21:30
定休日: 水曜日
(まれに定休日以外にも臨時休業があるので、事前に電話で確認される方が良いです)
電話:075-502-0666
Istagram:@syunsai_okumura