【飯田市・伊那八幡】築200年の古民家はゲストハウス兼ちょい呑み屋さん【ヤマイロゲストハウス】
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ゲストハウスというと旅行先の滞在場所というイメージが強いかもしれませんが、飯田市内のヤマイロゲストハウスは、近場でも利用したくなるような魅力に溢れています。
地元のはずなのに非日常的な旅気分が感じられるような特別さ・おしゃれさ・気軽さを併せ持ったヤマイロゲストハウスは、宿泊しなくても利用できるちょい呑み屋も展開中。
いきなり宿泊するのはハードルが高いと感じる方でも利用しやすい場所なので、少しでも気になった方はぜひ情報をチェックしてみてください。
ヤマイロゲストハウスってどんなところ?
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今年で開業から3年目を迎えたヤマイロゲストハウスは、築200年を超えるリノベーション建築に宿泊できるとあって古民家好きの方を中心に人気を集めているお宿です。コロナ禍を経て、2022年秋に宿泊業を再開しています。
![窓から見える美しい南アルプスにちなんで、ヤマイロゲストハウスと名付けられた](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1685944906609.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
・そもそもゲストハウスってなに?
定義はさまざまですが、一般的にトイレやバスルームが共用の素泊まり専用宿泊施設のこと。
ヤマイロゲストハウスでも、トイレ、洗面、バスルーム、キッチン、リビングなどが共用になっています。ホテルや旅館に比べて簡略化されている部分が多いですが、その分、宿泊料金がお値打ちです。
・ヤマイロゲストハウスにはどんな部屋があるの?
個室・相部屋(ドミトリー)・家族や仲間同士で利用できるファミリールームの3タイプの部屋があります。
・ヤマイロゲストハウスの宿泊費は?
1人で利用する場合は、相部屋なら1人4,000円~利用できます。個室利用を希望する場合は1人5,500円~。
複数人数で予約すると、1人当たりの価格はさらにお安くなりますよ。
・ヤマイロゲストハウスはどんな利用者さんが多い?
20~60代のお客さんがメインだそうですが、ファミリーの場合は子どももOK。また、最高齢の方では80代の方が利用したこともあるそうですよ。
・チェックイン・チェックアウトは何時?
チェックインは16:00~22:00、チェックアウトは~10:00です。
・ヤマイロゲストハウスの予約方法は?
公式ホームページから予約できます。
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個室とドミトリー、ファミリールームが選べる点や、チェックインの時間の幅広さなど、ゲストハウスって想像以上に便利そうな場所ですね。
ヤマイロゲストハウスの建物の魅力について
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骨董を扱う古美術商だったという建物は、元来アーティスティックな人物が持ち主だったようで、リノベーション前からそこはかとなくセンスの良さが漂っている建物だったそう。
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とはいえ、リノベーションは実に7カ月を要する大工事。店主の高橋さんとそのご主人を中心に、さまざまな職人さんや地元業者さんの手を借りながら工事を進行。ボランティアを募った左官イベントでは40人以上が集まるなど、総勢100人を超える方々の手によって再生されたんだそうです。
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古材を余すところなくリサイクルするために、知恵を出し合い、体を動かしながら完成させたヤマイロゲストハウスは、店主の高橋さんにとって大切な場所であるのはもちろんのこと、全国の古民家ファンからも熱視線を集めています。
・リノベーションしたい方や古民家に住んでみたい方も大歓迎
店主の高橋さんが経験されたリノベーションのノウハウを聞いてみたい方も、ぜひヤマイロゲストハウスを訪れてみて! タイミングが良ければ、壁の塗り方から予算の組み方に至るまで、教えてもらえちゃうかもしれませんよ。
宿泊しなくても利用できるヤマイロゲストハウスの「ちょい呑み屋」
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ヤマイロゲストハウスでは金曜日と土曜日に、ちょい飲みバーもオープンしています。ふらりと訪れたくなるような粋な雰囲気のカウンターには、地元の酒がずらり。
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江戸時代後期に建てられたこの建物で、地元産の新鮮野菜をはじめ、飯田ならではの美味しい料理をつまみながら呑む酒は、なんだか特別な味がしそう。
![冬はねぎだれおでん。春は山菜など季節の料理に出会えることも](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686016647290.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
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ときには遠方から来た宿泊者さんと、地元のちょい呑み利用者さんとの間に会話の花が咲くこともあるんだとか。
1人でしっぽり呑むのも良し、おしゃべりを楽しむのも良しのちょい呑み屋で、ヤマイロゲストハウスの雰囲気を知ってから宿泊に挑戦してみる、というのも良さそうですね。
さいごにヤマイロゲストハウスの魅力の一部を写真でご紹介します
気になるヤマイロゲストハウスの中の様子を写真多めでお伝えしていきます。
・相部屋(ドミトリー)
![ギャラリーのように洗練されたこの空間がドミトリーです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015254643.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![額縁のようなところが寝室になっているんですね。梯子をのぼって利用する寝室と…](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015270083.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![その下にも寝室があります。合計4つのベッドがこの部屋にはあります](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015453641.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![この梯子は、元々は1階の襖の敷居だった部分を切り出して再利用しているんだそうですよ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015295336.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![なかは思ったよりも広々しているように感じます。隠れ家みたいで居心地が良さそう!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015313828.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
・ファミリールーム
![寝台列車のような雰囲気のファミリールーム。ファミリーや仲間で使えるお部屋です](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015571567.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![寝室ごとにくるくる回転する窓がついています。かわいい!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015636294.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![寝台列車のようになっている寝室の上にも布団が敷けるようになっているので、この部屋には総勢5名が宿泊できます](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015676131.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
・個室
![まるで屋根裏部屋のような個室。この部屋は畳が敷かれているので、イグサの香りが爽やか](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015748539.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
・その他の宿泊設備
![宿泊者は自由に使えるキッチン](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015786326.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![PCもありますね](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015804253.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![シャンプー・コンディショナー・ボディソープ完備!](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015816275.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![清潔感のあるトイレ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015825769.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![洗面所](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/fune/article/00489791/internal_1686015840836.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
・イベントなどが開催されることもある共用リビング
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ヤマイロゲストハウスを知ってもっと飯田を好きになろう!
真新しいピカピカのゲストハウスも良いですが、飯田市に根差した昔ながらの建物で過ごす一夜はとても貴重なひとときになりそうですね。
リーズナブルだからこそさまざまな楽しみ方ができそうなヤマイロゲストハウス。ひさしぶりの一人の時間、友人と一緒に語り明かしたい夜、子どもも宿泊OKの場所ということで、小さい子供の旅行デビューを近場で経験させておく…なんていう使い方も楽しそう!
またシェアカフェや、クラフト作家さんを招いたイベントの開催なども予定しているそうなので、今後の展開にも注目です♪
Yamairo guesthouse/ヤマイロゲストハウス
住所/〒395−0814 長野県飯田市八幡町2035
電話番号/ 0265-49-8187
ゲストハウス営業時間/IN16:00~22:00/OUT~10:00
ゲストハウス料金/公式ホームページをご確認ください
ちょい呑み営業時間/金・土18:00~21:30(LO/21:00)
定休日/不定休
※公式ホームページ
※インスタグラムはこちら
※ヤフー地図はこちら
※店舗の営業時間や定休日につきましては、訪問される前に最新情報をご確認されることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございます。今後も、飯田市・豊丘村の情報を月に10本程度のペースで発信していく予定です。ご興味のある方は、FUNEのプロフィールからフォローしていただけるとうれしいです。