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エスプレッソに最適な手動コーヒーミルが登場!コンパクト収納し、400段階の挽き目調節が可能です。

栗田有眞 / ORIFFEEコーヒーライフクリエイター

エスプレッソに特化した手挽きミルはないのだろうか。

今年の夏から自宅でもエスプレッソを淹れるようになり、安定した味わいを求めて試行錯誤していた。そんな中でふと「もっと細かく挽き目を調節できないのか」と思った。

これまでハンドドリップばかりしていたので、挽き目の多さに魅力を感じることはほぼなかったけれど、エスプレッソは違った。よく最適な挽き目を "スイートスポット" なんて呼ぶが、それを見つけるには挽き目の数は多いに越したことがない。

あれこれ見ている中、1Zpresso さんから「新しくエスプレッソ用のミルが発売されるので使ってみませんか?」とメールを頂いので、ありがたく使わせてもらうことにした。

400段階の挽き目調節。1Zpresso の『J-Max』コーヒーグラインダー

特筆すべきは 0.0088mm 単位で挽き目を調節できる点だろう。ぼくの知る限り、最も細かく挽ける。挽き目段階は合計400…! これも聞いたことがない。

コーヒーの粉受けはマグネットで一発で取り付けられる。これが想像以上に便利。クルクルと粉受けを回して取り外す──これがなくなるだけで、手挽きミルを使うのが随分と楽になった気がする。

左から順に、1Zpresso / JX-Pro・JPpro・J-Max・TIMEMORE / NANO
左から順に、1Zpresso / JX-Pro・JPpro・J-Max・TIMEMORE / NANO

また搭載されているステンレス刃にはチタンがコーティングされているため、強度が強くなり、サビにくくもなっているようだ。

エスプレッソを快適に淹れるための工夫

エスプレッソを淹れる上で便利に感じた点をサラッと紹介しておこう。

  1. 豆をドバドバと入れられる
  2. ゴムバンドを付けるとホールド力がUP
  3. 調節ダイヤルが上部にあるので手間なく調節◎

まずは長いフタの直径。ぼくはダブルショット用に20g近いコーヒー豆を挽くのがほとんどなので、スプーンですくったコーヒー豆を勢いよく入れられるのは一見地味だが助かる。

付属のゴムバンド
付属のゴムバンド

細かく挽いたときも軽く挽くことができるが、ダブルショット用に20g近い量を挽くときはやはり疲れる。そんなときは付属のゴムバンドを付けると、(気持ち) 軽く挽きやすくなるので試してみてほしい。

最後に──これはエスプレッソとはあまり関係ないが、やはり便利だったのが挽き目の調節位置。1Zpresso では当たり前にもなってきたが、調節ダイヤルが下部ではなく本体上部にある。"粉受けを外して挽き目調節" という手順が省けるのは魅力だ。

実際に挽いてみるとこんな感じ

実際に極細挽き、中挽き、粗挽きで挽いてみるとこんな感じ。基本的には問題なく挽けるのだが、粗挽きの粒度の揃いは悪く、粉の大きさもぎりぎり粗挽きかな?といった感じ。

美味しく淹れることを考えると、エスプレッソからハンドドリップ用に使うのがおすすめだ。肝心のエスプレッソの味わいは、他と比べとてもまろやか。微粉 (ミクロ単位で小さな粉) の量が少ないからだと思う。

まとめ:コンパクトに収納は正義

こんな感じで先月発売されたばかりの『J-Max』コーヒーグラインダーをレビューしてみた。価格は税込28,980円。手動コーヒーミルというコンパクトな特性上、エスプレッソ用電動グラインダーに比べコンパクトに収納もできる。

ただ正直なところ、「1Zpresso の『JX-Pro』 グラインダーがAmazonでも購入可能に!粗挽きまで均一に挽けるオールラウンダーでした。レビュー」というブログの記事でも紹介したミルでも十分細かく調節できる。

エスプレッソにとことん拘りたいなら J-Max、エスプレッソからフレンチプレスまで均一に挽けて、価格も抑えたいなら JX-Pro が記事執筆時点でおすすめだ。

▼ブログ『ORIFFEE』でもご紹介

合計400段階、0.0088mm 単位で挽き目調節できる。1Zpresso から “エスプレッソ用” コーヒーミル『J-Max』が登場!レビュー

▼今回紹介した商品

1Zpresso 『J-Max』コーヒーグラインダー-Amazon

コーヒーライフクリエイター

月間5万人のコーヒー好きが読むレビューメディア『ORIFFEE (オリフィー)』を運営。インスタでは日々のコーヒーライフやコーヒーレシピ、コーヒーの撮り方などを発信しています。coffee | lifestyle | interior | 毎日が楽しくなるコーヒーライフをお届け。

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