過去には逮捕者が出たことも…エイプリルフールって本当に必要?SNSでの不必要な嘘の投稿には要注意!
まずは以下のX(旧Twitter)のポストを見てほしい。
上記は女子プロゴルファー・菅沼菜々選手の投稿だ。
毎年4月1日にエイプリルフールにSNS上で嘘の投稿を行う人に対しての感想を述べている。筆者もこの菅沼選手の投稿には共感する部分が多い。
株式会社ビズヒッツが行ったアンケートでは、「エイプリルフールを楽しい」と思う人はたった3割しかいないという結果も出ている。
<参考記事>「エイプリルフールを楽しい」と思う人はたった3割!? 男女1,000人にアンケート調査
またエイプリルフールというものは法律上認められた制度でも何でもなく、悪質な嘘の投稿は法的な責任を問われてしまうこともある。
過去には震災の際に「動物園からライオンが逃げ出した」とSNS上でデマを流して逮捕されてしまった人もいる。(偽計業務妨害に該当)
特にここ最近エイプリルフールネタで問題になりがちなのが、『妊娠・出産・同性愛』などに関しての内容だ。
エイプリルフールのノリであっても「結婚しました」「子供を授かりました」などの投稿は、不妊治療や婚活に真剣に励む人からのヘイトを買いやすい。
また同棲の友達との2ショット写真をあげて「このたび結婚することになりました」などとネタで投稿する人もいるが、これも性的マイノリティーの方にとってはセンシティブな話題となり炎上してしまうケースも珍しくない。
このように嘘というものは、自分にとっては何気ないものであっても他の誰かにとっては気分を害するものであるケースが多いのだ。
「エイプリルフールに乗っかってSNSに投稿をするべきではない」とまでは言わないが、投稿する前には他の誰かが嫌な思いをすることがないかを十分に配慮する必要があるだろう。
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