書きやすい製図用シャープペンシル、人気の秘密は長く使える安心設計です
こんにちは!文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
ご縁がありまして愛知総合工科高等学校で2時限通しで文房具の講演をさせていただきました。お題は『創造する大人たちと文房具』。生徒さんたちが興味を持って聴いてくださったかどうかは別として、文房具についてたくさん話が出来て幸せでした。
演習の時間を使って生徒さんの机を回らせていただいたのですが、「どうしてこのシャープペンを使ってるの?」と聞くと、ほとんどの生徒さんが熱く「その理由はですねぇ、、、」と語ってくれるのです。初めて会う僕のような人間に話をしてくれて、ありがとうございました。
そんな講演をしてきて、高校生が実際に使っているシャープペンシルを100本以上見て、会話して来たので当分文房具ネタには困りません。今日はその中でも一番気になったぺんてる株式会社の「グラフギア1000」を紹介します。5人に1人くらいは持ってた感じです。
このシャープペンシルはいかにもというスタイルの製図用です。図面などを精密に書くために書きやすさを追求したデザインになっています。ガイドパイプを伸ばして先端形状がすっきりしているのが一番の特徴ですね。確かにこの部分がすっきりしていると書きやすいです。
この製図用シャープペンシルといえば、ステッドラー、ロットリング、三菱鉛筆、プラチナ万年筆、パイロットなどなど競合他社がたくさんの良いものを市場に送り込んでいます。その中で、長く勝ち残っているということは相当良いものなんでしょう。
確かにデザイン性も良いし、金属のローレットにラバーを組み合わせたグリップは使いやすいです。そして先端部分が本体軸に収納される設計になっているので、持ち歩く時に引っかからないし、落とした時にもガイドパイプを痛めることなく安心です。
高校生たちにヒアリングしてみますと、このペン先収納設計が一番嬉しいみたい。良いものは長く使い続けられます。このシャープペンシル、もう何十年も生き残っていくんじゃないかなと思わせますね。楽しみです。
では!