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駅から徒歩2分の国指定名勝!起伏のある地形をいかした「殿ヶ谷戸庭園」がダイナミックで美しい

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こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、国分寺市にある「殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)」へ行ってきました。JR「国分寺駅」から徒歩2分の場所にあります。

国の名勝「殿ヶ谷戸庭園」はどんなところ?

紅葉亭のあたりから見下ろす次郎弁天池
紅葉亭のあたりから見下ろす次郎弁天池

殿ヶ谷戸庭園は、もとを辿ると、明治・大正時代の実業家・江口定条(えぐちさだえ)が別邸をつくったことに始まります。しかし当時の面影は残っておらず、1929年(昭和4年)に三菱財閥のオーナー・岩崎彦弥太(いわさきひこやた)が別邸として買い取りつくった庭園になります。
現在は東京都のもので、2011年(平成23年)9月には国の名勝に指定されました。

JR「国分寺駅」から徒歩2分というアクセスのよさ。道順もまったく難しくなく、南口を出て横断歩道をわたり、左へ進むと間もなく正門に辿り着きます。

国の名勝「殿ヶ谷戸庭園」の見どころ

大芝生と旧岩崎家別邸

殿ヶ谷戸庭園の門をくぐり、売札所でチケットを購入し入園すると、まず青々とした美しい芝生に心を奪われます。起伏の激しい「殿ヶ谷戸庭園」において、この辺りは平坦なエリアです。

上の写真は、大芝生から眺めた旧岩崎家別邸。1934年(昭和9年)に建てられたものだそう。現在は管理所になっています。

通常、旧岩崎家別邸では食堂だった場所が展示室となっていますが、筆者が訪れた日は期間限定でフォトスポットが設けられていました。

青もみじの絶景が楽しめる「紅葉亭」

「殿ヶ谷戸庭園」随一の見どころが、崖の上に建つ「紅葉亭」ではないでしょうか。秋には紅葉の絶景スポットとして知られる「紅葉亭」は、夏には美しい青モミジの絶景を楽しむことができます。

上の写真からも「殿ヶ谷戸庭園」は起伏が激しいのがわかります。「殿ヶ谷戸庭園」は、全長25kmにもおよぶ「国分寺崖線」と呼ばれる崖でできた谷を利用してつくられています。

湧水を利用して作られた「次郎弁天池」

紅葉亭が建っている場所から下っていくと「次郎弁天池」があります。「次郎弁天池」は園内の最も低い場所にあります。

湧水源も見ることができます。毎分37リットルの湧水が流れ出ているそう。「次郎弁天池」は”東京の名湧水57選”に選ばれています。

竹林と竹の小径

次郎弁天池を眺めながら進んでいくと、竹林が生い茂るエリアがあります。

藤棚と萩のトンネル

竹の小径を進んでいき、階段をのぼると藤棚と萩のトンネルがあります。藤は4月下旬、萩は9月中旬ごろに見頃を迎えるそう。

萩のトンネルをぬけると、最初に見た「大芝生」に辿り着き、下って登りながらうまく一周できるようになっています。

国の名勝「殿ヶ谷戸庭園」で夏のひとときを

谷から見上げる紅葉亭
谷から見上げる紅葉亭

「殿ヶ谷戸庭園」は段丘の崖にできた谷を利用してつくられていますが、想像していた以上に起伏があり、その起伏がダイナミックでありつつ情緒あふれる景色を生み出していました。

花が少ない夏は訪れる人も少なく、自分のペースでゆっくり見られるのがメリット。青々とした園内はうっとりするような美しさです。

なお、売札所のところに自動販売機があります。

殿ヶ谷戸庭園
住所:東京都国分寺市南町2-16
電話番号:042-324-7991
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
入園料:一般150円/65歳以上70円
公式サイト(外部リンク)

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WEBメディア「ホリデーノート」運営。Amazon Kindle最高3位『わたしをご機嫌にする休日』著者。Yahoo!ニュースエキスパートでは、旅行メディアの運営経験もいかし、「ここ行ってみたい!」とワクワクするようなスポットをご紹介。

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