台風23号が発生 来週後半に日本へ接近のおそれ
2日午後、台風23号が発生しました。まだ日本のはるか南東海上にありますが、日本付近に向かって進むと予測しているデータが多くなっています。来週後半、列島に影響が出るおそれがあります。
10月はまだ台風シーズン
10月に台風が日本に接近することは、珍しくありません。
昨年は、台風18号・19号が2週連続で上陸。一昨年は、台風26号により伊豆大島で大規模な土砂災害が発生しました。
10月は気温は下がる時期ですが、海水温はすぐ下がらず、台風は発達しやすい環境です。過去に上陸や接近した台風は、被害の大きなものが目立ちます。
本州~北海道に接近するおそれも
現時点の予測では、台風23号について、北海道や東北にかなり接近しているデータもあれば、陸から離れて、東海上や南海上を進むことを計算しているデータもあり、まだ進路に関してはバラつきが大きい状況です。
ただ、その中では、関東~北海道への接近を予測するデータが比較的多く、来週の後半は、列島に台風の影響が出てくる可能性を見ておく必要があります。
今回の台風23号のように、東から来た台風は、日本の手前で北に舵を切り、陸から少し離れた所を北上するものが多数派です。
ただ、過去には北海道の東部に上陸した台風もありますし、温帯低気圧に変わる過程で暴風域・強風域が広がった台風もあります。
これから、日に日に予測は固まっていきます。できれば一日一回は、台風情報を確認するようにしていただければと思います。