【鎌倉カフェ3選】日帰り満喫プラン!新名所の英国博物館も合わせて
山と海に囲まれ、自然豊かなお出かけスポット鎌倉。
今回は、10月上旬のタイミングで訪れていますので、夏の終わりの季節の様子をご紹介していきますが、四季を通して花々を楽しめるお寺や神社が数多く、特に、梅雨時の紫陽花や秋の紅葉は見応え抜群です。
鎌倉の大仏や鶴岡八幡宮などの定番スポットはもちろんですが、それだけではなく、グルメも見どころたっぷりなのが鎌倉で、古都鎌倉を感じられるようなカフェ空間もたくさんありますので、ぜひこの機会に参考にしていただいければと思います。
そして、今回の、鎌倉散策の大きな目的の一つは、2022年9月に、鶴岡八幡宮から徒歩1分、鎌倉のメインストリートに誕生したばかりの英国アンティーク博物館、BAM鎌倉。
隈研吾氏が建築デザインを担当し、イギリスのアンティークの世界を伝えてくれる芸術的な空間になっていて、特に、シャーロックホームズファンの方必見なので、こちらも併せて確認してみてください。
■動画で確認したい方はこちらから
1. なみまちベーグル
2020年6月に誕生した、北海道産小麦・はるゆたかを100%使用したこだわりのベーグルが味わえる鎌倉エリアで大注目の古民家カフェ。
はるゆたかは、栽培が難しいため生産量が極めて少なく、国内産小麦の1%にも満たない”幻の小麦粉”だと言われているとのこと。
そんな小麦を使用しつつ、ホシノ天然酵母など素材にこだわり、身体に優しいベーグル作りを心がけているベーグル店です。
築100年超の古民家を改装したカフェでは、特製ベーグルや、厳選素材をはさんだサンドプレートなどが用意されています。
ベーグルの種類がとても豊富なので、デザートベーグルとご飯ベーグルを併せて注文、もしくはセットでサラダやスープを楽しむのもおすすめです。
細道にある隠れ家のようなカフェですが、朝から常連さんが多く、テイクアウト注文が多く感じました。
海の近くなので、天気が良い日はテイクアウトで海風を感じながらいただくのもおすすめです。
<<鎌倉しらすベーグル&カマンベールチーズ(※セット)>>
1200円(税込)
<<ぶたさん>>
240円(税込)
<<明太子クリームチーズ>>
270円(税込)
<<コーヒー(ICE)>>
450円(税込)
営業時間
9:30-16:00
定休日
なし
※焼きたてベーグルは9:30から店頭に並びます。
※ランチセットは11:00〜14:30
2. 英国アンティーク博物館 BAM鎌倉
英国アンティーク博物館、通称BAM鎌倉は、鶴岡八幡宮から徒歩1分、鎌倉のメインストリートに誕生した英国アンティーク博物館。
建物の設計は、英国ヴィクトリア&アルバート博物館の分館 V&A ダンディを手がけた「隈研吾氏」が担当。
隈氏は、古都・鎌倉の参道にふさわしい建物として、伝統工芸の鎌倉彫からインスピレーションを得たファサード(外装)をデザインしたということです。
英国文化に強い思い入れと情熱を注ぐ、館長の土橋正臣が長年に渡ってコレクションした本物のアンティークを展示しており、次世代にアンティークの世界を伝え、物や人を引き継ぐ素晴らしさ、大切さを多くの方に感じ取ってもらいたいというメッセージが込められたミュージアムになっています。
ちなみに、そんな館長の土橋さんは、日本一のロンドンタクシーコレクターとして、本物のブラックキャブを年代別に所有しているというほど、意味がわからないくらいのガチコレクターです。
館内は1階から4階までの全4フロアから構成され、それぞれ時代やテーマの異なるアンティークを展示しています。
各フロアは、シャーロック・ホームズの部屋やヴィクトリア時代などテーマに沿った空間でコーディネートされていて、さらに、1階のグランドフロアでは本物のビンテージロンドンタクシーが登場します。
鎌倉と英国の繋がりとしては、ビクトリア時代に英国で始まったナショナル・トラストの運動があります。
実は日本で初めてナショナル・トラストの思想が導入された場所が鎌倉で、1964年に、鶴岡八幡宮の裏山の開発計画が持ち上がった際、自然を守るために英国のナショナルトラストを知る作家・大佛次郎氏が立ち上がり、チャリティーを募って、その開発を防ぎました。
それがきっかけとなり、全国に古都保存法が成立して多くの歴史的に重要な自然や建築物が守られているとのこと。
英国の古き良きものを大切に引き継ぐ想いと『鎌倉』が結びついて、今なお、素晴らしき文化遺産が継承されているとのことです。
開館時間
10時〜17時(最終入館 16時30分)
休館日
毎週月曜
※ 祝日の場合は開館(翌日閉館)
利用料金
大人1,300円
中学・高校生1,000円
小学生500円
幼児無料
3. 喫茶ミンカ
ここを目的として歩いてきた人しか、見つけられないくらいの隠れ家カフェ。
昭和初期の古民家を数年かけて改装した、こだわりの空間が魅力です。
仕切りをすべて取り払った開放的な店内には、アンティークの木製家具が設置されており、とても温かみのある空間。
静かな店内ではお一人様やカップルなど、1〜2名で訪れている方ばかりで、各々の時間をゆっくり過ごしていました。
静かな店内で、読書や食事を楽しむのがおすすめで、お店のコンセプトとしてもゆっくり過ごしていただくことを重視しているようでした。
お昼過ぎからは混雑するので、確実に入りたい方はオープンと同時がおすすめです。
コーヒーはネルドリップでいっぱいずつ丁寧に抽出。
さらに、水出しのアイスコーヒーは、24時間かけてゆっくり抽出しているので、クリアな味わいを楽しめます。
他にも、生姜と唐辛子やスパイスを煮詰めて作った自家製シロップで作る辛口ジンジャエールや、レモンを一個ずつ絞って作るレモンスカッシュなど、こだわりの詰まったドリンクがたくさんあるのも特徴的です。
この日にいただいた、ナポリタンも、特製のトマトソースとケチャップで仕上げた懐かしい味のメニューでした。
<<ナポリタン>>
1,000円(税込)
<<ミルクコーヒー(ICE)>>
750円(税込)
<<水出しアイスコーヒー>>
750円(税込)
営業時間:11:30-17:30
定休日:金曜日
4. VERVE COFFEE 北鎌倉店
独立系スペシャルティコーヒーの中で、全米最大規模を誇るVERVE COFFEE ROASTERSは、サンタクルーズ発のリアルカリフォルニアスタイルを象徴するコーヒーブランド。
大きな焙煎機が特徴的な北鎌倉店は、日本店舗初のロースタリーと焙煎作業を見学しながら楽しめるカフェ。
国内の店舗は、ここで焙煎された豆が使用されています。
テラス席ではペットとコーヒータイムを楽しむ方も。
最近、複数店舗で店内でもペット可となったようです。
(可能な席は限られているため、利用時は要確認)
駐車場も広々としているので、鎌倉ドライブがてら立ち寄るのもおすすめです。
ワッフルなどのフードメニューは、葉山のベーカリー“HAYAMA BREAD CLUB”が、ペイストリーは那須のベーカリーKANEL BREADが担当しています。
カウンター席では作業したり、焙煎作業の見学を楽しむのもよいですね。
<<Wilder Blend>>
750円(税込)
<<金木犀ラテ>>
780円(税込)
<<プレーンワッフル>>
550円(税込)
営業時間:
7:00-19:00
定休日:
なし