【京都市山科区】オーナー厳選のフルーツで作られたスイーツが並ぶ洋菓子店。「あらまっ! 」と驚きますよ
渋谷街道の山科団地北交差点を東に150mほど行ったところにある、2014年に開店した「pâtisserie à la Ma」(パティスリーアラマ)。
日本語訳すると「自家製洋菓子店」という意味なのですが、「あらまっ! 」とたのしい驚きを提供したいという意味も込められています。
素材にこだわった洋菓子が並んでいるのですが、特にフルーツを使ったタルトが人気で、デパートの催事などにも出店されています。
筆者もpâtisserie à la Maさんのタルトが大好きで、開店当初から何回か買いにうかがっています。
タルトやケーキに使われるフルーツは、オーナーが地元のみならず他府県まで遠征して、おいしい果物を栽培している農家を回って直接購入してきたものが多いです。
時には、飛び込みで農家に行かれることもあるほどで、やさしい雰囲気からは想像できないほど行動力のあるオーナーです。
そのため、いちごやブルーベリーなどの定番のほかに、季節の果物を使ったタルトが多く、季節限定の商品が多く並びます。
タルトも人気ですが、注文してからカスタードクリームを入れてくれるシュークリームも人気の商品です。
ソフトボール位の大きさのクッキー生地が載ったシューの中に、ぎっしりとカスタードクリームが入って、食べごたえ満点です。
焼きこみタルトはフルーツの風味を引き立てるような、やさしいクレームダマンドとのマリアージュが素晴らしいです。
季節のタルトから宇和ゴールドのタルトを注文しました。宇和ゴールドは初体験でしたが、まろやかな酸味とジューシーな甘味でとても美味しいです。タルト部分は焼きこみタルトよりも分厚く、ミックスナッツがたくさん入って香ばしく、どっしりとした食べごたえです。
店内にはイートインスペースがあり、コーヒーなども注文できます。
pâtisserie à la Maでは「くあどりふぉりお」と言う、お花屋さん・絵本セラピスト・ケーキ屋さんのコラボ活動をされています。
イベントやマルシェへの出店などのほかに、お店で絵本の読み聞かせのイベントなどもされています。
オーナーもお子さんがいるので、小さいお子さんがいる方も気兼ねなく来てもらいたいと、おっしゃっていました。
1時間ほどの取材中もお客さんがひっきりなしに来られていました。
オーナー1人で営業されているため、8月は催事出店でお店を臨時休業されている事が多かったためか、「今日は営業してるの?」、「前を通ったら開いてたので買いに来た」と、ほとんどの方が顔なじみのようで、オーナーの人柄の良さがうかがえました。
営業中にも商品を追加製造・作成されますが、売切れてしまうと閉店もあるので、早い時間の来店がおすすめです。
【店舗情報】
〒607-8412 京都府京都市山科区御陵四丁野町37-22 上伊ハイツ山科1F
営業時間:11:00〜17:00(売切れ次第終業あり)
定休日:土曜日・日曜日(不定休あり)
電話:075-502-2181
facebook:alama.patisserie