トイトレはなぜ夏がおすすめなの?今年の夏こそトイトレに挑戦!
こんにちは!保育士のはるです(@hr_hoiku)
よくトイレトレーニングは夏がはじめ時!と聞きますが、なぜ夏が良いかご存じでしょうか。
私は過去2歳児を担任していた時に先輩から「なんで夏にトイレトレーニングをしやすいかわかる?」と聞かれて、「なんとなく?」と何も考えずに答えて笑われた(という表現のお叱り)を受けたことを今でも覚えています。
夏のトイレトレーニングが良いと言われる理由をまとめてみました!
トイトレは夏がいい!?
トイレトレーニングは夏が良いと言いますが、その理由は大きく分けて3つあります。
- 汗を多くかくかため排尿間隔があきやすい
- 薄着なので着替えがしやすい(濡れても冷たくない)
- 洗濯が乾きやすいので親の負担が少ない
この3つを具体的に説明していきたいと思います!
汗をかいて排尿間隔があきやすい
汗や尿には体内の水分量を調整する働きがあり、汗をかく量が多ければ尿が少なくなり、反対に汗をかく量が減れば余分な水分を体外へ排出するために尿の量が増えます。
そのため夏は排尿間隔があいて、トイトレに挑戦しやすい……ということがあげられていました。
とはいえ現在は熱中症対策のため水分を多く飲む機会も増えており、一概に排尿間隔があきやすいとは言い切れない部分があります。
排尿間隔はオムツにおしっこをしているかしていないかをこまめにチェックしていく必要があるため、暑くてお部屋で過ごす日があるのであればズボンをはかずオムツで過ごしてみて、「あ、今おしっこしたな」というサインを見逃さないようにしておくと良いかなと思います。
薄着なので着替えがしやすい
子どもにとっておもらしをした後の着替えは張り付いて気持ち悪いし、おやにとってみても排泄物を洗う手間というのは面倒に感じる部分かと思います。
その点夏場は薄着で過ごすので冬場の長ズボンよりも脱がせやすい半ズボンを履いていたり、前述のように室内で1日ズボンをはかないで過ごすなんていうことも不可能ではない時期なので、トイトレに取り組みやすいという利点があります。
洗濯が乾きやすいので親の負担が少ない
トイトレが始まると必然的に増える洗濯物の量。
冬場や梅雨時期だと乾きにくい洗濯も、夏なら外に1時間干したらからっから!なんていうことが。
特にリビングのマットに……布団がおしっこで全滅……なんていう親にとっては想像したくない悲劇が待っていても、夏だったら「しょうがない洗うか」というハードルが下がる……かもしれません。
ドラム式洗濯乾燥機が普及するようになり、前よりも利点として挙げられなくなりましたが、夏だから取り組みやすいという部分のひとつかなと感じています。
プールを前に頑張りたいという声も
保育園や幼稚園、市民プールなどの公共のプールの多くは「オムツが外れていること」が入水の条件に挙げられていることが多いです。
お兄ちゃんお姉ちゃんがいてプールに行きたいけど下の子がまだオムツ……。
クラスで一人だけプールにはいれていないから、夏の間にとってあげたい……。
そんなトイトレを「やろう」という意欲がでやすいのも、夏にトイトレを始めやすいという理由の一つかなと思います。
とはいえ排泄の自立は子どもによって個人差が大きいので、「夏だからやらなきゃ!」ではなく、無理せず子どものペースに合わせて取り組んでいってもらえたらなと思っています。