できるママがやっている!宿題のやる気をアップさせる「考えさせて褒める3つの声かけ」を現役教師が解説
「ねえ、宿題まだなの?」
「うるさいなぁ…あとでやるって」
こんなやりとり、よくありますよね。でも、ちょっとした工夫で、子どもの宿題への姿勢はガラリと変わるんです。
私が担任をしてきた中で、宿題をサクサクこなす子たちには、こんな特徴がありました。
- 時間の使い方が上手
- 自分で目標を決められる
- 親とよくおしゃべりする
こういう子たちは、「宿題終わったよー!」と得意げに報告してくるんですよね。すごいのは、子どものママです。「すごいじゃん!」って笑顔で返せるので、家の空気まで明るくなる。羨ましいなぁと思っていました。今回は、宿題のやる気をアップさせる「考えさせて褒める3つの声かけ」をご紹介します。
1. 「いつまでにやる?」で子どもに決めさせる
効果的な声かけ
「今日の宿題さ、何時までにやろっか?」
この声かけが意外といいんです。子どもが「えっと、6時までには終わらせる!」なんて言ったら、「おっ、じゃあ頑張ってね!」と励まします。自分で決めたことだから、やる気も出ます。
NGな声かけ
「さっさと宿題しなさい!」
つい言ってしまいますよね。でも、これだと子どもの反発を買うだけなんです。私もよく失敗しました。
2. 「どうやったら終わりそう?」でアイデアを考えさせる
効果的な声かけ
「宿題、どうやったら早く終わりそう?何かいいアイデアある?」
この声かけで、子どもの頭を使わせます。「音楽かけながらやったら?」なんてアイデアが出てきたら、「おー、いいね!試してみよう!」と乗っかってみましょう。まず、子どものアイデアでやってみます。失敗したら、また別のアイデアを引き出しましょう。
NGな声かけ
「音楽をかけたら、気が散ってどうせできないでしょ!」
子どものアイデアを頭ごなしに否定してしまうと、子どもが受け身になって、子どもの考える力が育ちません。
3. 「よくがんばったね!」でちょっとでもできたことを褒める
効果的な声かけ
「難しい問題も粘り強く解けたじゃん。えらいぞ!」
具体的に褒めると、子どもの顔がパッと明るくなります。「次も頑張ろう!」という気持ちになってくれます。
NGな声かけ
「こっちのドリルは終わったの?音読はまだ?」
終わってない宿題を気付かせようとしてつい言ってしまうこの一言。でも、これ、子どものやる気をガタッと下げちゃうんです。気をつけましょう。
まとめ
これらの声かけを3日間やってみましょう。まず、親の気持ちが変わります。すると、子どもの気持ちも変わってくるんですよ。大切なことは続けることです。
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