こんなルアーがあるの?まさかの生物をモチーフにしたおもしろルアー3選
今回はまさかの生物をモチーフにしたおもしろルアーのご紹介。
ルアーと言えば、魚を釣るために作られた疑似餌、いわゆる偽物のエサですが、世の中にはありとあらゆる偽物のエサがあります。
その中には”まさかこんな生物の偽物まで…”と驚くものも多々あります。
ぜひ最後までご覧ください。
まさかの生物をモチーフにしたおもしろルアー3選
・貝
まず私が初めて見たときにびっくりしたルアーは、NEVER LATE JAPAN から発売されている「落とし貝R」という貝をモチーフにしたルアーです。
貝って動かないからルアーとして動かせないのでは?と思った方、その通りでこのルアーは水中ににひたすら落としていくだけのルアーなんです。
この貝ルアーはクロダイの大好物であるイガイという貝をモチーフにしており、壁際から落ちるイガイを演出することで手軽にクロダイが釣れるという狙いがあります。
本物の貝を使うとなると用意するのにもお金や手間がかかりますし、何度も使うことができません。
その点、ルアーであれば繰り返し何度でもいつでも使えるのでお手軽に貝の落とし込み釣りが楽しめるというわけです。
そして「本物の貝じゃないのにクロダイが釣れるのか?」という疑問がわきますが心配ご無用。
しっかりと釣れるんです。
私自身は購入してないのですが、いつも一緒に釣りに行く友人が購入していたため、何度か使わせてもらいましたが、水深のある堤防のキワぎりぎりにこの貝ルアーを落とすとクロダイが何匹も釣れました。
クロダイは堤防の壁際でエサを探していることが多く、上から落ちてくるものに対して食いつくという習性があります。
その習性を最大限利用できるように考えて作られているので、45センチ超えの大きなクロダイも釣れました。
ルアーというと動く生物ばかりをモチーフにしそうなものですが、貝ルアーを作るという斬新な発想がすごいです。
・アヒル
魚の食性はすごい!と感じたのがアヒルルアーです。
このような形のアヒルルアーはいくつかのルアーメーカーから発売されているのですが、その驚く点が魚が鳥を食べる事実があるという点です。
例えばナマズやブラックバスは口に入るものであればなんでも食べてしまうということで有名ですが、水面に浮かぶカルガモのヒナを捕食することがあります。
釣ったブラックバスの口から小さな鳥の羽が出てきたなんてことも聞きます。
そのほかにも、沖縄や鹿児島付近に生息するGTも鳥を捕食しますし、海外に目を向けると鳥を食べる魚は多くいます。
そのため、このような鳥丸出しのルアーでも多くの大型魚が釣れるので、見た目はかわいいですがものすごくロマン溢れるルアーです。
・タコの足
最後はもはや生物というか生物の一部をモチーフにしたワーム。
それがマグバイトから発売されている「タコ足一本」というワームです。
名前からもわかる通り、タコの足の1本をワームで再現して魚を釣ろうという狙いです。
タコと言えばカニやエビはもちろん、大型の種類になると時には小型のサメまで食べてしまう意外と獰猛な生き物ですが、小さな種類のタコや産まれたてのタコは逆に魚の格好の獲物になることがあります。
人間が食べても美味しいタコですが、魚からしても美味しいのでしょうか。
ワームの見た目はなかなかリアルで、吸盤なんかも再現されており、泳がせてみるとその姿は確かに泳ぐタコの足に見えます。
実際に使ってみると釣果もばっちりでいろいろなフィッシュイーターを釣ることができました。
生物まるごとではなく、生物の一部分に着目して作られたルアーというのも面白いですね。
まさかのルアー生物をモチーフにしたルアーで魚を釣った動画
今回ご紹介したルアーの一つを使って実際に魚を狙ってきました。
おもしろルアーの実力やいかに…
まさかの釣果もあるので、ぜひご覧ください。