【富士宮市】満開の蓮を鑑賞して、清々しい朝を~蓮は誰もがご存じのあの野菜の花って知ってた?!~
蓮は目で楽しむだけのものだと思っていたら、実はそのほとんどに無駄がない植物なんですって。
花は蓮茶と呼ばれ中国やベトナムで愛飲されています。蓮の葉はもち米を包み蒸した蓮飯が作られますし、果実(種子)にもでん粉が豊富で、生食されます。
蓮の実の入った花托部分も、個性ある形状が魅力的で、フラワーアレンジメントやいけばなで多用され、乾燥したものをそのまま飾る方も多いそうです。
そして、誰もが一度は口にしたことがある“あれ”。漢字で「蓮根」と書きます。その名の通り、レンコンは蓮の地下茎なんです。
日本では茨城県、徳島県で多く栽培されている蓮ですが、市内でも蓮池を鑑賞できる場所があるんですよ。
JA富士宮『う宮~な』さんから大石寺方面へ約1.5キロほど進んだ右手にある『木の花ファミリー』さんが管理している蓮池があり、富士山を背に広がる花々が道行く人々の目を楽しませています。
蓮の花は7月から8月が見頃だという事で、早速見に行ってきました。
花は早朝に咲き、午前中で萎んでしまいます。
蓮池の前には看板がありました。この場所から車で10分ほどの場所にある『ロータスランド』でもたくさんの蓮の鉢が並び、色とりどりの蓮の花を鑑賞できます。
8月中旬からは掘りたてのれんこんも販売されるようです。空気も水も綺麗なこの蓮池から採れたれんこんというだけで、おいしさが期待できますね。
木陰には、作業しているおばさんの姿が…とおもいきや、精巧なかかしでした。
一面に広がる蓮畑。奥ではマコモも育てているようです。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という中国の成句より、清らかさや聖性の象徴として称えられている蓮の花。
美しい花を見ているだけで、心も洗われるよう。すがすがしい朝を迎えることができました。
木の花ファミリーさんの蓮地
アクセス:JA富士宮『う宮~な』さんから大石寺方面へ約1.5キロほど進んだ右手