2024年は夏日連続で山形県のさくらんぼが、壊滅的な被害を受けてしまいました。市場にはほとんど出回らず、私も食べたのは1回だけです。

しかし、さくらんぼ好きな皆さんに耳よりなお知らせ。「一果房 自由が丘デュ アオーネ店」では7月11日（木）まで、さくらんぼにスポットを当てたジュース、パフェを提供中。

しかも今回は、青森県産の注目品種「ジュノハート」を取り扱っています。「ジュノハート」は大振りで甘く、ハート型をしたキュートな見た目も大人気。

ほとんど市場に出回らない超希少なさくらんぼを、楽しめるお得なイベントとなっています。

旬のフルーツ1種類にフォーカス、「一果一会」がコンセプトの「一果房 自由が丘デュ アオーネ店」

福島県郡山市にある株式会社青木商店が創立100周年を記念して立ち上げた「一果房」。季節ごとに最もおススメしたいフルーツ1種類を取り上げ、店頭では選りすぐりの3品種をラインナップしています。

2週間ごとに扱うフルーツがガラリと入れ替わるというスケジュールで、7月11日（木）まではさくらんぼを、12日（金）以降は桃にフォーカスする予定です。

青森県が24年の歳月をかけて完成させた新品種「ジュノハート」

青森県が独自に開発したさくらんぼ新品種「ジュノハート」は、甘みの強い「紅秀峰」と実が大きい「サミット」の交配により誕生したものです。

直径2.8センチ以上と国産品種の中でも最大級で、ハートの形をしているのが特徴。糖度が約20度と甘味が強く、鮮やかなルビー色で艶が良く、果肉はかためで適度な果汁があり、種がはがれやすく食べやすいさくらんぼです。

旬は6月下旬から約3週間と短く、出荷量が限られていることから希少性が高く、知る人ぞ知る高級さくらんぼとして注目を集めています。

実は2005年（平成17年5月）に「ジュノハート」の原木があるりんご研究所県南果樹部の近くで、大規模な山火事が発生。町内外の住民による決死の消火活動で焼け残った苗木を増やし、誕生したのが「ジュノハート」だったそう。

山火事から逃れた幸運から、みんなの幸せを願い、ローマ神話で家庭の幸福を司る女神「ジュノ（Juno）」と、果実の形がハート型をしていることから「ジュノハート」と名付けられたそうです。

「一果房」で「ジュノハート」を惜しげもなく使用したスイーツが食べられるのは今だけ！

「一果房 自由が丘デュ アオーネ店」で「ジュノハート」の魅力が存分に味わえる「ジュノハート体験フェア」を2024年7月11日（木）まで実施中。

青森県農林水産部 食ブランド・流通推進課協力のもと、「ジュノハート」をリーズナブルな値段で食べられるチャンスとなっています。

「ジュノハート」を使用したメニューは以下の通りです。

1. 旬の一果（フレッシュジュース）：注文を受けてからその場で作るこだわりのフレッシュジュース。1杯あたりに使われるさくらんぼの数はなんと12～14粒！
2. 一果のソーダ：大きめに砕いたさくらんぼの果実と、ソーダの爽やかさを楽しめる一品
3. 一果のパフェ：旬の一果の上に特製のホイップクリームと8～10粒程度のさくらんぼをたっぷりとのせた2層立てのオリジナルジュースパフェ
4. ふるか：旬のフルーツとゼリー、カスタードの相性が抜群のひんやりとしたスイーツ

それぞれ「ジュノハート」だけではなく、「ダークチェリー」「佐藤錦」の3種類を用意していますので、食べ比べ、飲み比べも楽しめますよ。

ひときわ贅沢な「一果のパフェ ジュノハート」は満足度の高い一品

「ジュノハート」のおいしさを存分に楽しめる「一果のパフェ ジュノハート」を実際に食べてきました。

一粒ずつていねいに種を取り除いてジュースに。何も加えないので時間が経つとどんどんジュースの色が変化してしまいます。

ジュースの上に透明カップを乗せた2層構造になっている「一果のパフェ」

ホイップクリームとさくらんぼは、ジュースと混ざらないよう透明カップに飾り付けてジュースの上に乗せています。ホイップクリームは「一果房」特製のものなのだそうです。

「ジュノハート」のジュース、かなり濃厚で甘いのですが、後味がさっぱり。不思議な飲み心地です。

そして「一果房」特製ホイップクリームはものすごくミルキーでおいしい！
フルーツとの相性を考えた絶妙な味わいです。

ストローを差すと、カップ下のさくらんぼジュースとホイップクリームがほどよく混ざり合い、あじわいの変化が楽しめる、という仕掛け。もちろん、フレッシュジュースとして単体で楽しむことも可能ですよ。

ジュースに12～14粒も使用した上、トッピングとして10粒程度「ジュノハート」が載せられています。なんて贅沢なパフェなんでしょう。

普通に「ジュノハート」を購入すると15粒で6,000円前後はするといいます。こちらのパフェはなんと税込1,600円での提供。

これはかなりお得ですね！

3種類のさくらんぼを食べ比べてみた

お店のご厚意で3種類のさくらんぼ、食べ比べをさせていただきました。上写真向かって左が「佐藤錦」、右が「ジュノハートです。

大きさが全然違いますよね。

「佐藤錦」は、甘みと酸味のバランスがとれた上品でジューシーな味わいでさっぱりしています。「ジュノハート」は味の濃さ、甘さが深く、しっかりとした味わいです。

パイなどの焼き菓子にもよく使われるダークチェリー。こちらはしっかりとした果肉に強い甘みが特徴です。

ジュースにする場合は、このダークチェリーが一番簡単なのだそう。「ジュノハート」はとても難しかったとおっしゃっていました。

確かに、あまりさくらんぼ100%のジュースにお目にかかったことがありません。コストもかなりかかるのでメニューに入れるお店が少ないそうです。

市場にはまだまだ出回らない希少なさくらんぼ「ジュノハート」を存分に、しかもリーズナブルに楽しめるのは「一果房 自由が丘デュ アオーネ店」だけ。

提供期間は残り1週間ですので、皆さんもぜひ旬の味を楽しんでくださいね。

■取材協力

一果房 自由が丘デュアオーネ店／ジュノハートPR事務局