【ワイルドなキャンプに憧れるが】やっぱり野営よりもキャンプ場がいいと思った瞬間。
こんにちはキャンプYouTuberのMAE CAMPです。キャンプをしていると”さらなる野性味”を追い求めて「野営」に興味がでてくるキャンパーの人も多いのではないでしょうか。
そもそも野営の定義は何か調べてみましたが、実にいろんな考え方がありましたが、今回は「野営=キャンプ場ではない屋外でキャンプをすること」として話を進めたいと思います。
かれこれ3年ほどソロキャンプをやっていますが、今だに完全な野営をしたことがあります。その理由は単純で野営ができる場所が見つけれられないからです。
しかし、ほぼ野営に近いスタイルでキャンプを楽しめるようなキャンプ場もあります。必要最小限しか手が入ってないキャンプ場だったり、サイトの区切りがあまりはっきりしておらず、比較的自由に山のなかでテントを張れる場所などがそうですね。
この下の動画のキャンプ場を利用した際に
まだ未開放の山林の中でキャンプをさせていただきました。サイトも未整備だったためまさに野営に近いスタイルですね。興味がある人はぜひ動画をご覧ください。
今回は完全に野営ではありませんが、やってみると色々と大変なこともあることに気づきまます。
運搬と設営が大変
未整備の山林の中なので、当然のことながら車を横付けして荷物を運搬なんてことはできません。人力で荷物を運ぶしかありません。また、テントを張るスペースを確保するために雑草を刈ったり(許可をいただいて)倒木を片づけたりすることからスタートするので、設営には倍の労力が必要です。
水の確保
当然のことながら山林の中に蛇口があるわけはないので、遠くの水汲み場から水を運ぶ必要があります。一泊分の料理用ともしも時の消火用の水も合わせるとタンク一つ分にはなります、これもかなりの重量になるので運搬がまた大変ですね。川などがある場合でもろ過装置や消毒用のタブレットでもない限りそのまま飲むのは危険です。
虫問題
真冬は虫に遭遇する可能性はぐっと下がりますが春から秋は虫さんがたくさん山林にいらっしゃいます。キャンプ場によっては害虫駆除の薬を散布して整備している場合もあると思いますが、野営となると未整備の山林の中です。ムカデ・毛虫・蜂などに遭遇する確率は高くなります。もしも何かあったときに近くに助けてくれる人はいません。
トイレ問題
今回動画を撮影した場所はキャンプ場だったので、遠いながらもトイレがあるから助かるのですが、もしもなければ携帯トイレを使ったり、穴を掘ってすませたりするわけですが・・穴を掘るのはもちろん手間ですし、使用した紙はそのまま埋めるわけにもいけないので持ち帰る必要があります。普段トイレですることに慣れている人にとっては外で用を足すというのは大きなハードルですね。(^^;)
こうやって考えるとキャンプ場以外の場所でキャンプをやる野営というのは大変なことがわかります。しかし!不自由を楽しむのがキャンプです。野営でしか味わえないような開放感や満足感があることもまた事実です。野営の野性味があふれる魅力的なキャンプを楽しみたい方の参考になれば幸いです。
【キャンプYouTuber MAE CAMPのプロフィール】
第一次キャンプ世代に親子キャンプをしていた親子が、20年以上経過して36歳息子・63歳の父となった今、キャンプ系YouTuberとして動画を配信中! キャンプギア・の紹介や,シネマティックなキャンプ動画を配信中。
YouTubeチャンネルのリンクはこちら:MAE CAMP