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【富田林市】驚きの結果を発見!富田林市最南端のバス停は、意外な路線上にありました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

突然ですが、富田林でもっとも南側にある駅がどこかご存じでしょうか?近鉄滝谷不動駅がいちばん南側にありそうなイメージかもしれません。加えて南海高野線で唯一富田林市内にある滝谷駅もありますので、一瞬どちらかわかりませんね。

地図で見れば一目瞭然です。青い横線を引くと近鉄滝谷不動駅より南海滝谷駅の方が南側にあることがわかりました。その先、南海千代田駅や近鉄汐ノ宮駅はもう河内長野市内になります。

では、富田林市内でいちばん南側にあるバス停はどこでしょうか?

多くの方は、こちらの金剛バスの甘南備バス停を思い出すのではないでしょうか?甘南備は富田林市でももっとも南側にある地域で、楠妣庵観音寺(なんぴあんかんのんじ)に行く際に便利なバス停ですね。私も最近までそう思っていました。

しかし、甘南備バス停の次にある小吹バス停がさらに南側にあることがわかりました。

小吹は千早赤阪村の地域名ですが、地図で見ると道路の真ん中が境界線になっていて富田林側と千早赤阪村側に分かれていました。一方向の富田林駅方面に向かうバス停は千早赤阪村ですが、道路を挟んだ反対側、吉年(よどし)方面のバス停は、あくまで富田林市となります。

ということで地図で確認したのですが、ここで衝撃の事実がわかりました。金剛バスのバス停よりもさらに富田林の南側にバス停があったのです。

なんと驚いたことに、富田林市でいちばん南側にあるバス停は、南海バスの小吹台口バス停だとわかりました。これを見て首をかしげるかもしれません。小吹台って千早赤阪村ではなかったのかと。

私も当初はそう思っていました。しかし、地図で見るとこのようになっており、小吹台口バス停が富田林市でいちばん南にあります。

小吹台口バス停は南海バスのバス停です。河内長野駅から出ているバス路線で、観心寺の次のバス停です。

富田林市内にあるほかのバス路線とは接続が無く、富田林駅ともつながっていません。単独でぽつりと存在しているバス停。南海高野線の滝谷駅とそのあたりが似ていますね。

私は小吹台は千早赤阪村の住宅地なので、河内長野市から市境を超えて直接千早赤坂村に直接行くものだと思っていました。

ところが地図上の画像の通り、河内長野市からいったん富田林市内に入ってから千早赤阪村に行くのです。

道路を改めてみると観心寺方面から大阪府道209号東阪三日市線の道がそのまま富田林に続いています。

その途中に小吹台に向かう道との分岐点があり、その分岐点のあたりに小吹台口バス停があります。

というわけで富田林でもっとも南にある小吹台口バス停から小吹台方面に歩いてみました。地図上では、写真上奥の住宅地が見えてくるところが富田林市と千早赤阪村の境になっています。

ただし残念なことに、境を越えたことを示す富田林市と千早赤阪村の標識は見つかりませんでした。だからこれまで気づかなかったのかもしれません。

代りに千早赤阪村の小吹台に入ると、マンホールが「太平記の村」に。つまり千早赤阪村に入ったことを示していました。

というわけで、富田林市内でいちばん南にあるバス停を紹介しました。この事実を知ったところでどうでも良いお話かもしれませんが、豆知識のひとつとして覚えておくと話題づくりに役立つかもしれませんね。

南海バス小吹台口バス停
住所:大阪府富田林市甘南備
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 小吹台口バス停下車すぐ

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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