【札幌市白石区】菊水で台湾の味!「胡椒餅店 雉虎(きじとら)」のタンドールで焼く胡椒餅
札幌で本格的な台湾風の「胡椒餅(こしょうもち)」が食べられるお店「雉虎(きじとら)」に行ってきました。
場所は札幌市白石区菊水。地下鉄東西線の「菊水」駅の1番出口から5分足らずで到着します。
2022年8月にオープンしたので、ちょうど1周年になります。
どこかレトロな台湾風の外観がかわいいお店です。
胡椒餅(こしょうもち・フージャオビン)は台湾各地の夜市や屋台でよく見かけるB級グルメ。豚肉やネギなどの具材に、スパイシーな味付けが特徴です。
「餅」という名前が付いていますが、小麦粉の生地をパリッと焼いたものなので、日本人の感覚ではパンやおやきに近いかもしれません。
しっかり焼き目をつけて焼かれた生地には、ゴマがトッピングされています。
ベーシックで本場のものに近いのが「雉虎胡椒餅 赤」(380円)。カリッとした食感の生地の中には、ごろごろとした大ぶりの豚肉とネギがたっぷり入っています。八角や五香粉の風味がしっかり効いていて、ピリッとスパイシー。まさに台湾の味!という印象です。
おやつやランチはもちろん、よく冷えたビールに合わせるのも良さそう。テイクアウトをして時間が経ってしまった場合も、電子レンジやオーブンなどで少しあたためるとおいしくいただけます。
「雉虎胡椒餅 白」(380円)は、挽肉をベースに生姜が効いたさっぱり味です。
独特の風味やスパイスの強いものがちょっと苦手かも?と心配な人は、まずこちらを試してみるのもおすすめ。
雉虎の胡椒餅は、タンドール窯で毎日焼かれています。炭火でじっくり焼き上げるタンドール窯は準備に3時間ほどかかるため、11時半の開店時間に合わせて朝から仕込みをしているのだそう。
手軽に食べられるファストフード的存在の胡椒餅ですが、手間暇をかけて作られています。
赤と白のほか、期間限定の胡椒餅もあります。2023年8月現在は、チーズキーマカレーと辛味噌チーズの2種類でした。
店内にはテーブルとイスがあるので、イートインも可能です。雰囲気たっぷり!
冷たい台湾茶(300円)もオーダーしました。お茶の種類は日替わりで、この日は阿里山金萱茶。爽やかな香りが口の中に広がって、すっきりとした後味が胡椒餅によく合います。
台湾茶のほか、コーヒー、アップルサイダー、グアバジュースもあります。
オーナーの土肥さんは前職の台湾料理店で胡椒餅作りを経験し、その魅力にドハマり。独立して胡椒餅専門店をオープンさせてしまったという経歴の持ち主です。
ちなみに雉虎という店名の由来は、オーナーがキジトラの猫を飼っているからなのだそう。
とってもキュートなキジトラさんたちの写真が店内に飾られています。かわいい。
他にもカウンターやレジ周りなどにちらほらと猫グッズがあるので、探してみてくださいね。
札幌で、おいしくて本格的な胡椒餅が食べられる「雉虎(きじとら)」。
台湾で食べたことがある人も、胡椒餅は初めてという人も、ぜひ食べてみてくださいね。
胡椒餅店 雉虎 (こしょうもちてん きじとら)
所在地:札幌市白石区菊水3条1丁目2-17ライムローズ1階
営業時間:11:30-17:30 (18:30まで延長営業日あり)
定休日:不定休(SNSでスケジュールを告知)
アクセス:札幌市営地下鉄東西線「菊水」駅1番出口から徒歩3分
X(Twitter):@kijitora_jp
Instagram:@koshoumochitenkijitora
*2023年8月の情報です。最新情報は公式SNSなどでご確認ください。