駅から徒歩3分!甘いパンから食事系のパンまで堪能できる!マンハッタンベーカリー&ワインバー
ワインに合うパンが充実!大人な東京パン旅をナビゲート!
旅するパンマニア 片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国の美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは!」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。
今回紹介するエリアは東京都・千川。
東京メトロ有楽町線、もしくは副都心線の千川駅、4番出口を出たら徒歩3分のところにあるManhattan Bakery&Wine Bar。
2022年10月にオープンしたこちらのお店は、ワインに合うこだわりのパンとソムリエが厳選したナチュールワインを楽しむことができるベーカリー。
ロゴマーク、勝手にクジラだと思っていたのだけれど(オーナーがクジラ好きなのかな?て)ワイングラスに注がれたワインと、パンの素材となる小麦をイメージしているのだそう。でも、ちょっとクジラにも見えません?(笑)
入店するとぐるりと囲むようにパンが陳列されています。大きなガラス窓からは自然光がたっぷり入り、より開放感ある店内。パンは約50種類あるのだそう。粉ヲタなので、パンに陳列棚下に無造作に粉袋が置いてあるの、ちょっと萌えます。
平日は11時から、土日祝日は9時からオープンしていて奥にはイートイン席もあります。私自身は全てテイクアウトして食べたのですが、どうやらワンドリンクオーダーすれば、こちらの席で食べて行くことも可能みたいです。
なめらかカスタードクリームをたっぷり包んだブリオッシュキューブ、ビターな味わいブラックショコラフランス、大人のレッドアップルシナモンパイを実食
商品名がそのまま説明になっているクリームパン、なめらかカスタードクリームをたっぷり包んだブリオッシュキューブ。見た目からもブリオッシュ生地の柔らかい感じが伝わるかと思うのですが、本当に軽い口当たりで、なによりカスタードクリームがめちゃくちゃ美味しいのです。
キューブの半分をカスタードクリームが埋め尽くしていて、なめらかなのだけれど、濃厚な味わい。良い意味で舌に絡みつきカスタードクリーム好きとしてはたまらない一品。ブリオッシもリッチな生地なので上にのったアーモンドスライスの香ばしさが良いアクセントになっています。
人気ナンバー5のビターな味わいブラックショコラフランス。ワインのお供を意識しているのかプチフランスな大きさが丁度良く、生地にカカオパウダーを練り込んでいることもありほろ苦さも感じます。
ハードな食感なのかなと思いきや、どちかというと柔らかく、クラム(内側)はしっとり。チョコチップがたっぷり入っているので、噛むごとカカオとチョコチップの甘味が混ざり合い、大人なチョコパンって感じです。
人気ナンバー1で「にっぽんの宝物プロジェクト にっぽんの宝物オンライングランプリ2023-2024」東京としま部門にて準グランプリを受賞したという大人のレッドアップルシナモンパイ。結構、シナモンがきいていて、手のひらサイズの三角形の形が可愛らしく、端っこ部分がガリガリっとしていて、まずパイ生地部分だけでも美味しい。
でも最大の特徴は中にはいっているリンゴ。シャキシャキ食感の国産リンゴを赤ワインに1日以上漬けこんでいるらしく、食べた時にまずリンゴの赤さに驚きます。また、赤ワインを漬けこむことで、程よくタンニンがリンゴの中に残り、それが味の深みをだしているのだそう。ちなみに、タンニンはポリフェノールの一種で、赤ワインや茶葉、渋柿などに含まれる渋み成分のこと。リンゴが大きくカットされていることもあり果実の食感が残っていて、パイ生地とのさっくり感とも相性よく、これこそワインのお供として頂きたいアップルパイでした。
Manhattan Bakery&Wine Bar
住所:東京都豊島区要町2丁目36−12
電話番号:03-6909-5659
営業時間:平日:11:00-19:00 /土日祝:9:00-19:00
定休日:月曜日・木曜日