【仙台市宮城野区】寒い日は、この蕎麦で体の内側からポッカポカになろう! 岩切人気蕎麦店の看板メニュー
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
以前の記事でも何度か書いているような気がしますが、お蕎麦が美味しいことで有名な山形県で育ったということもあり、定期的に体が蕎麦を欲してしまいます。
あの香ばしい蕎麦の香り、武骨な太さの田舎蕎麦のギュムっとした食感、蕎麦湯で割られたつけ汁のダシの香りと塩味。天ぷら…いや、やはり山形人としてはここはひとつゲソ天でいかせていただきたい。ゲソ天がいいじゃねぇかい八っつぁんよぉ! ところで今何時でぃ? 蕎麦欠乏症が発症してしまうと、そんな妄想が頭の中をグルグル。最終的にはなぜか落語調で古典落語の「時そば」が始まってしまう始末。
はい。ということで、今回ご紹介するのはお察しの通りお蕎麦屋さん。蕎麦欠乏症中に看板に引き寄せられるようにお邪魔してきたお店です。
そのお店があるのは、利府街道(宮城県道8号仙台松島線)沿いの岩切エリア。利府のイオンに向かう途中で、こちらのお店の看板を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
お店の名前は「そばの角べえ」さん。
入口脇に大きく掲げられた「生姜そば」の写真。こちらの看板といいますか、垂れ幕に引き寄せれられるかのようにお邪魔したわけであります。
入店してみると、カウンター席とテーブル席のある落ち着いた雰囲気の店内。カウンターの上には美味しそうなかき揚げが並んでいます。
注文は入口にある食券機で。ということで、恒例のメニュー表チェックは食券機周辺を確認してみましょう。
温かい、冷やし、つけ、と各種定番のうどんとそば。そしてラーメンには天ぷらラーメンがあります。さらに麺類にごはんと納豆やカレー丼をつけたセットから、各種トッピングまで種類が豊富。
トッピング単品の「すりおろし生姜」をつければ、生姜マシ、もしくは生姜ラーメンにすることもできるのか…。なるほどなるほど。好みに応じた色々な組み合わせができそうです。
さらに壁にはリーズナブルな「朝いち定食」と「うま辛生姜そば」の告知も。
そして食券機には角べえさんのお蕎麦に関する説明書きが貼ってありました。
「特製つけそば」「冷やしつけそば」「生姜そば」等で使用されている蕎麦は、殻ごと製粉する全粒粉を3割使用したオリジナルの「太そば」とのこと。おぉ…。田舎蕎麦好きの胸がときめきます。いそいそと「生姜そば」のボタンをポチり、着席します。
ということで、ほどなくして着丼しました「生姜そば」!
さすが生姜の名を冠しているだけあって、すでに鼻腔をくすぐる生姜の刺激的で美味しそうな香りがふんわりと漂ってきます。どれどれ、いただきましょう!
まずはスープ、いやお蕎麦ですから、だし汁をゴクリ。甘めの優しいだし汁に豚の脂感がプラスされています。そしてもちろん、そのだし汁を包み込む「生姜」、これがだし汁に合う!
そして券売機にも説明が貼ってあった「太そば」。まるで田舎蕎麦のような、しっかりとした噛み応えと噛むほどに広がっていく蕎麦の香り。力強い蕎麦が生姜のきいただし汁をがっしりと受け止める、そんな素敵な組み合わせに箸がとまりません。
合間に美味しい豚肉やゴボウ、キノコなどの具材も味わいながら。
すでに生姜の刺激はあるんですが、さらなる刺激を求めて…
ちょっと山椒もプラスし、さらに刺激もプラスして存分に「生姜そば」を満喫。気がつくと、いつの間にか体の内側からポカポカと温まってきているのを感じます。いいですねぇ、寒い日にぴったりの燃焼系蕎麦ですよコレは。
ふぅ…。体も温まり、気がつくと蕎麦欠乏症も満たされていた大満足のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。美味しい看板メニュー「生姜そば」がある「そばの角べえ」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んでみて下さいね。
●そばの角べえ●
〒983-0821 宮城県仙台市宮城野区岩切青津目16−1