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【仙台市若林区】辛シビ四川料理の美味しさを味わう。人気の町中華店で「四川蒙古風ミソタンメン」実食レポ

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

街歩きをしていて、思わず「おっ!」と思ってしまう言葉があります。それは「四川(しせん)」。辛く刺激的な美味しい料理でお馴染み、中国南西部に位置する四川省を表している言葉です。

この言葉を目にしてしまうと、フツフツと自分の中の熱い熱い「辛いもの好き」の血が、まるで炎をまとうマグマのごとく沸き上がってきてしまいます。嗚呼、体が辛味成分の刺激を求めている、と。まぁ、TVなどのメディア等で見かける激辛耐性のある方には遠く及ばない、ごくごく素人の「辛いもの好き」レベルのワタクシではありますが。

今回ご紹介するのは、そんな四川料理をベースにした料理で愛されている町中華店。涼しい、というよりも、急に底冷えする寒さが染み渡るような季節になってきたため、ついつい辛味を求めて何度か足を運んでしまったお店です。

「凛香飯店(りんかはんてん)」さん外観
「凛香飯店(りんかはんてん)」さん外観

そのお店とはこちら。宮城の萩大通り沿いから住宅街に入った、若林区は志波町にある「凛香飯店(りんかはんてん)」さんです。

店舗建物上部に飾られた看板
店舗建物上部に飾られた看板

お店の建物の上部には、美味しそうな「旨辛担々麺」の写真と共に店名の看板が飾られています。宮城の萩大通りから、こちらの看板を見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

店舗前の看板
店舗前の看板

お店の外にはおすすめメニューやランチセットの看板があります。

はい! ここで注目! 見えますよね? 見えませんか? 「激辛」「四川式」「四川蒙古風」といった刺激的な文字が…。お店の外にある看板だけで、こちらの凛香飯店さんが「旨辛」推しの四川料理を提供してくれることが分かります。こんな看板を見たら、入らないわけにはいかないじゃないですか。

店内の様子
店内の様子

カウンター席にテーブル席、小上がり席がある黒と白をベースにした落ち着いた雰囲気の店内。

ランチセットのメニュー表
ランチセットのメニュー表

まずは恒例のメニュー表チェックから。

定番のランチセットは、スーラータンメン、あんかけ焼きそば、担々麺の3種類に半チャーハンやザーサイとサラダがセットになっているお得なセット。一番人気はスーラータンメンとのこと。麺を少な目にしたり、大盛りにしたり、半チャーハンをミニマーボー丼にしたり、杏仁豆腐をつけたりと、その日の気分とお腹の具合で色々とカスタマイズできそうです。

セットのメニュー表
セットのメニュー表

そしてこちらはセットのメニュー表。四川蒙古風ミソタンメンに陳マーボー豆腐、刺激を感じさせてくれる文字が躍っていますが、辛いモノが苦手な方でも大丈夫。セットメニュー以外にもノーマルのラーメンやチャーハンがありますからご安心下さい。

四川蒙古風ミソタンメンセット
四川蒙古風ミソタンメンセット

注文してまず驚いたのは、その提供スピードの速さ。メニュー表をチェックしながら、私がウンウンと悩んでいた時間の方が長かったのではないかというぐらい、手際よくスピーディーに着丼いたしました。時間が限られたランチタイム時にはありがたいスピードです。

ということで、眼前には辛味を求めて注文した「四川蒙古風ミソタンメンセット」が!

スープのアップ画像
スープのアップ画像

スープはサラサラ系。野菜の上にふられているのは四川花椒(ホワジャオ)でしょうか、程よい刺激的な香りも鼻をくすぐってくれます。そして、ラー油の色味の中には乾燥唐辛子が丸ごとドーン! もう、見た目がすでに辛旨そう。

レンゲですくって一口飲んでみると、まず最初に感じるのは油の甘味とスープの塩味。しかし、その奥にはしっかりとミソの風味があります。そして…、ジンワリとゆっくりと後を追いかけてきました! きました! 辛味。うん、程良い辛味です。後引く辛さ。

激辛を求めている方にはちょっと物足りなく感じてしまうかもしれませんが、私にはちょうど良い旨辛加減。ついつい、ゴクゴクと飲んでしまいます。

麺のアップ画像
麺のアップ画像

麺は安定の中細ちじれ麺。旨辛を身にまといながら、口の中に飛び込んできてくれます。ハフハフと麺をすすり、具材の炒め野菜をほおばっていると、額にじんわりとにじんでくる汗。

某カップラーメンにもなっている蒙古タンメンが有名なこともあり、蒙古、ミソタンメンの文字からコックリとしたラーメンを想像していましたが、このサラッとした旨辛具合、美味しい。汗をふきふきしながら、夢中で食べすすめます。

半チャーハンのアップ画像
半チャーハンのアップ画像

合間にセットになっている半チャーハンもパクリ。

半チャーハンの断面
半チャーハンの断面

こちらのチャーハンも、旨辛麺の箸休めにピッタリの美味しさでした。

味変お酢を投入
味変お酢を投入

サラサラ系旨辛ラーメンということで、途中に味変としてお酢を投入してみたら、これまた美味しかったこともご報告しておきます。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

汗腺も大解放&大歓喜、さすがに唐辛子は残しつつ、汗をふきふき辛味摂取で大満足のごちそうさまでした!

参考画像その1:四川式水煮(すいじゅう)タンメンセット
参考画像その1:四川式水煮(すいじゅう)タンメンセット

最後に参考画像その1。こちらは別日にいただいた、辛味耐性が私よりも強い家人が完食した「四川式水煮(すいじゅう)タンメン」の様子。メニューに激辛とありますが、私レベルでも旨辛を感じながらいただける美味しさでした。

参考画像その2:担々麺のランチセット
参考画像その2:担々麺のランチセット

そして参考画像その2。こちらは看板にもあった担々麺のランチセットです。

担々麺。お店によっては、ゴマ感に重きをおいてネットリとしたタイプのことがあります。しかし、こちらの担々麺はまさに「四川式」。ゴマにプラスして、サラリとした中にしっかりと感じられる「旨辛さ」。こちらも旨辛美味しい逸品でしたよ。

いかがだったでしょうか。四川の刺激的な旨辛さを味わうことができる「凛香飯店」さんのご紹介でした。寒くなってきたこの季節、是非足を運んでみて下さいね。

●凛香飯店●
〒984-0041 宮城県仙台市若林区志波町8−1

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクで女の子二児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり。芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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