7分でわかる:忙しい人のための2019年オススメ新作秋アニメ60本
昨夜、「PSYCHO-PASS サイコパス 3」が第1話の放送を終え、2019年秋アニメもそのほとんどが放送・配信を開始しました。
新作が40本ほどであった夏クールに比べて、2019年の秋アニメは、何と60本以上ものタイトルが揃っています。
既に気になる作品を追い始めている人もいるかと思いますが、これだけの本数となると、そもそも今期はどんな作品があるのかをチェックするのも大仕事です。
当記事では夏クールに引き続き、そんな忙しい方々にもまだ未視聴の作品に進んで手を出していただくべく、7分程でそのラインナップをチェックできるよう2019年新作秋アニメの紹介をしていきたいと思います。
今回紹介するのは、今月10月1日から本日までに放送が開始された60本の新作秋アニメです。
僭越ながら、筆者が各作品の第1話を視聴した上で、作品ジャンルの大分類と、独断と偏見による魅力的だったポイントを一言添えさせていただきました。
深く考えるのは無しにして、直感的に「これ好きかも!」と思いましたら、タイトルから作品の公式サイトに飛んでいただき、あらすじや詳細内容を深堀りしていただければと思います。
既に話数が進んでいる作品もありますが、ほとんどの作品が今現在配信で1話から視聴できるので、今からでも最新話に追い付くことは十分可能です。
ぜひ気になる作品を見つけて、秋の夜長に新しい作品を開拓してみてください。
2019年秋アニメ紹介
※50音順
※大分類(青春、ファンタジー、歴史、アクション、ミステリー、SF、コミカル、スポーツ、恋愛、グルメ)
「アイカツオンパレード!」(青春)
歴代アイドルが勢揃いする姿には開始早々涙腺が緩みます。初見の人も主人公と一緒に転校生気分で世界に入り込めるはずです。
「ACTORS -Songs Connection-」(青春、SF)
歌を巡る男子高校生たちの青春学園モノ…としての顔だけでなく、少し不思議な謎要素もあり続きが気になります。
「アサシンズプライド」(ファンタジー、アクション)
特殊な世界観と一気に盛り上がるラストは1話にして1本の映画を観ているかのような満足感があります。
「アズールレーン」(ファンタジー、歴史、アクション)
戦艦を擬人化した可憐な少女達が勇ましく戦う激しい海戦シーンは、ゲーム未プレイでも大興奮です。
「兄に付ける薬はない!3-快把我哥帯走3-」(青春、コミカル)
濃い登場人物のドタバタが楽しすぎるコミカルな青春学園ショートアニメ。シーズン3ですが、ここから視聴しても十分楽しめます。
「あひるの空」(青春、スポーツ)
王道スポーツものの心地よさもありながら、気づくと勝負の行方を息を呑んで見守ってしまっている強い引力を持った作品です。
「アフリカのサラリーマン」(コミカル)
聞かれたらアウトな下ネタ会話や痛烈な社会風刺も、動物たちが繰り広げてくれると苦笑いしつつすっきりしちゃいます。
「戦×恋(ヴァルラヴ)」(ファンタジー、アクション、恋愛)
サービスシーンもありながら、特殊な戦闘力の設定が斬新で、ラブコメなのにアクションシーンも見ごたえありの作品です。
「浦島坂田船の日常」(青春、コミカル)
ニコ動で人気の男性音楽グループがアニメ化!と聞くと、知らない人は躊躇してしまうかもしれませんが、コミカルな学園ものとして誰でもほっこり視聴できます。
「XL上司。」(恋愛)
なるほどXLってそういう…と思った頃に流れ始める主題歌が最高すぎて、色々と想像を超えてきます。
「エッグカー」(ファンタジー)
一瞬ストップモーションアニメかと見まごうほどリアルな質感の登場人物や風景に思わず見入ってしまいます。
「俺を好きなのはお前だけかよ」(青春、コミカル、恋愛)
『平凡な男子高校生の主人公が可愛い幼馴染と美人の生徒会長に同時に迫られ大ピンチ!』と聞いて食傷気味に感じた人こそ必見です。
「歌舞伎町シャーロック」(ミステリー)
探偵ものとしての面白さはもちろん、眠らない街のあらゆる要素を煮詰めて凝縮したような世界観が濃い味でやみつきになります。
「神田川JET GIRLS」(青春、スポーツ)
スポーツものの熱さやそれに打ち込む女子の眩しさ、そしてなにより架空のスポーツである”ジェットレース”がとても魅力的です。
「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」(青春、アクション)
シリーズ特有の迫力のガンプラバトルはもちろん、訳ありっぽい人間ドラマも楽しみな本作はあらゆる世代に刺さるはずです。
「GRANBLUE FANTASY The Animation Season2」(ファンタジー、アクション)
壮大な空の冒険はスペクタクルながらも、どこかいつも優しい空気が流れています。Season2から入っても馴染めるはずです。
「GO!GO!アトム」(ファンタジー、SF)
カラフルでポップなカートゥーン調「アトム」がとても新鮮で、眺めているだけで楽しくなります。
「この音とまれ!(第2クール)」(青春)
文化部のお話にもかかわらず、スポーツもののような熱さと興奮と、恋愛にいきそうでいかない青春描写が眩しすぎます。
「コロコロアニマルABC」(コミカル)
ポップでかわいい動物たちは何だか眺めているだけで癒されます。そのうえ英語の勉強ができちゃうなんてお得です。
「PSYCHO-PASS サイコパス 3」(アクション、ミステリー、SF)
まるで映画を観終わったあとのようにどっと満足感と疲れがくるのは、1話1時間というボリュームだけじゃなく、目が離せない展開と一度入ると抜け出せない世界観のためだと思います。
「食戟のソーマ 神ノ皿」(青春、グルメ)
料理勝負の激しさが目に、耳に飛び込んできて、するはずのない匂いまで感じられそうな作品。夜中の空腹時に視聴する際は要注意です。
「シルバニアファミリー ミニストーリー クローバー」(ファンタジー、コミカル)
小さいころ遊んだあのままの質感の動物たちが、可愛くコミカルにちょこちょこ動く姿には心の底から癒されます。
「真・中華一番!」(グルメ)
激しさもあるものの、バトルというよりは演武をみているような高揚感のある調理から試食、リアクションまでのシーンは見ものです。
「慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」(ファンタジー、アクション、コミカル)
のっけからエンジン全開なのに全然物語が進まないことに笑いつつ、RPGのレベル上げ作業が大好きな人は身に覚えを感じてしまうはず。
「SUPER SHIRO」(ファンタジー、コミカル)
あの「クレヨンしんちゃん」のシロがめちゃくちゃ動いて喋ります!それだけでもみていて楽しすぎるスーパークリエイター陣によるスピンオフアニメです。
「スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH」(アクション、恋愛)
ときめくポイントは押さえつつ、ヒロインの芯の強さが甘いだけじゃないお仕事アニメとしての側面も際立たせる、新鮮な女性向け作品です。
「セイス・マノス」(アクション、ミステリー)
メキシコ文化圏の様子が新鮮と思っていたら、初回から衝撃的な展開やオカルト要素も混じっていたりと、これからどうなるのか予想がつかない作品です。
「Z/X Code reunion」(アクション、SF)
特殊な世界観ではありますが、闇もありそうなキャラやバディ同士の複雑な関係性が気になってしまい、すぐに入り込めちゃいます。
「ゾイドワイルド ZERO」(ファンタジー、アクション、SF)
ある種のディストピアを舞台とした重厚なアクションは勿論、ボーイミーツガールミーツメカ!な展開が何とも魅力的な作品です。
「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」(ファンタジー、アクション)
世界の命運をかけた戦いの”その後”から始まる物語は重く辛いのですが、逆に目が離せずに、ハラハラしているうちに気づくと惹きこまれてしまっているという作品です。
「耐え子の日常」(コミカル)
ちょっと毒もある大人の女性あるあるネタとオチのフレーズが絶妙で、しばらく頭の中でヘビロテされるほどクセになります。
「ちはやふる3」(青春、スポーツ、恋愛)
あえてスポーツに分類したいほどの競技カルタの静かな熱さに興奮し、それに付随する青春と恋愛の眩しさも目と耳と心いっぱいに味わえる贅沢な作品です。
「厨病激発ボーイ」(青春、コミカル)
”原作はボカロソング”というだけでどんな1クールアニメになるのか気になりますが、そうした予備知識がなくてもドタバタ学園物として十分楽しめちゃう作品です。
「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」(ファンタジー、アクション)
異世界に転移しなくても物語ができそうな高校生たちの超人ぶりが痛快です。7人それぞれの才能がどう活躍するのかも気になります。
「天華百剣 ~めいじ館へようこそ!~」(ファンタジー、歴史)
名刀を擬人化した少女の姿や個性もさることながら、彼女たちが働く和洋折衷の茶房やそこの制服がまた可愛くてときめきます。
「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」(ファンタジー、アクション)
”特殊”部分である異種ファンタジー要素もあるものの、少しシニカルだったり泥臭さもあったりと、刑事もの好きな人も楽しめる作品です。
「どるふろ -癒し編-」(アクション、コミカル)
ふにふにの可愛いデフォルメキャラからは想像がつかないくらい激しく動く!ぬるぬる動く!癒されながらも見ほれちゃいます。
「七つの大罪 神々の逆鱗」(ファンタジー、アクション)
人気シリーズの第3期と聞くとハードルが高いと思うかもしれませんが、闇を背負いながらも豪快なキャラと王道の冒険ファンタジー的な世界観はとても魅力的で、初見の人もすぐに夢中になれると思います。
「ぬるぺた」(ファンタジー、コミカル)
姉妹愛が生んだ可愛いロボと紡ぐ日常系ハートフルアニメ!…かと思生きや、エッジの効いた勢いのあるコミカルさも楽しい作品です。
「ノー・ガンズ・ライフ」(アクション、SF、△ファンタジー)
どこか懐かしさを感じるOPや、格好いいけど色香に弱い主人公が魅力的で、ハードボイルドでかなり特殊な世界観にもかかわらずすぐに没入できちゃいます。
「ハイスコアガールII」(青春、恋愛)
アーケードゲームに少しでも触れたことがあるなら、初見でもOPですぐに好きになれると思います。ゲームを介した三角関係の行方も気になるところです。
「旗揚!けものみち」(ファンタジー、アクション、コミカル、スポーツ)
異世界転移ものは数あれど、こんな戦い方をする主人公はみたことがない!と思ってしまう、アニマルセラピー成分とプロレス成分高めの斬新すぎるアニメです。
「ばなにゃ ふしぎななかまたち」(ファンタジー、コミカル)
ばなにゃたちのぬるぬるふわふわした動きをただただ眺めているだけで一日の疲れが取れるマイナスイオンアニメです。
「バビロン」(ミステリー)
じわじわときな臭くなっていく事件に心拍数が上がり、期待と不安がない交ぜになっているところでラストに頭をガンと殴られます。
「BEASTARS」(ファンタジー、ミステリー)
擬人化された動物達の学園生活のはずなのに登場人物たちの関係性が全く他人事に思えなくて、特殊な世界観にもかかわらずあっという間に惹きこまれてしまいます。
「ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル」(アクション、SF)
スペースパトロール的なアドベンチャーが待っているかと思いきや、いい意味で予想を裏切る急展開に思わず息を呑んで見守ってしまいます。
「Fairy gone フェアリーゴーン(第2クール)」(ファンタジー、アクション)
これまで明かされなかった主人公の起源が描かれる第0話ともいえそうな初回なので、第2クールとはいえここから視聴するのもありだと思います。
「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」(ファンタジー、歴史、アクション、SF)
原作ゲーム未プレイだと戸惑う部分もあるかもしれませんが、それを凌駕する爽快なアクションと壮大な世界観には難しいことを忘れて惹きこまれてしまうこと間違いなしです。
「フォーカード(2期)」(コミカル)
始まった瞬間にシュールさが伝わってくる超個性的な見た目のキャラ達に気づくと夢中になっている、奇妙な魅力がある作品です。
「放課後さいころ倶楽部」(青春)
今流行のアナログゲームが気になっている人はこの作品でしっかり履修できます。周囲を取り巻く方言や京都の町並みも心地よいです。
「ぼくたちは勉強ができない!」(恋愛)
ずば抜けた長所も可愛いコンプレックスもあるけれど、なにより目標に向かって健気に頑張るヒロインたちがとにかく魅力的です。
「僕のヒーローアカデミア(第4期)」(青春、アクション)
ヒーロー候補生の主人公達への取材から始まる第4期、これまでのおさらいとして初見の人にも親切設計な初回です。
「星合の空 -ほしあいのそら-」(青春、スポーツ)
青春、学園、スポーツもの、それらの言葉からイメージする瑞々しさはあるものの綺麗なだけじゃない、底知れぬ闇の深さにどきっとさせられます。
「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」(ファンタジー、歴史)
人生を捧げたいほど好きなものがある人にこちらまで感化されて熱くなってしまう作品。異世界でありながらどこか地続きに思えるほど作りこまれた世界観も素敵です。
「ポンコツクエスト〜魔王と派遣の魔物たち〜」(ファンタジー、コミカル)
魔王に仕えるどこまでも人間臭い魔物たちが繰り広げる、同僚との飲み会での1コマがアニメ化されたようなグダグダさが魅力のコント風アニメです。
「魔入りました!入間くん」(ファンタジー、コミカル)
カラフルで可愛すぎる世界観とキレキレでコテコテでハイテンポな展開が楽しすぎて、約30分が本当にあっという間に終わります。
「無限の住人-IMMORTAL-」(アクション)
音と光と空気があの世とこの世との狭間に迷い込んだかのような錯覚を生んで、決して暗い訳ではないのにぞくぞくし、でも怖いものみたさで目が離せなくなる作品です。
「ライフル・イズ・ビューティフル」(青春、スポーツ)
女子高生の部活ものという癒しと可愛さもありながら、何よりビームライフル競技に関する知識が面白すぎてとても勉強になります。
「ラディアン(第2シリーズ)」(ファンタジー、アクション)
明るいファンタジー要素もありつつ、様々なものを背負って影もあるキャラたちが奥深く魅力的です。ポップな世界観にはたとえ初見でもすぐに馴染めると思います。
「私、能力は平均値でって言ったよね!」(ファンタジー、コミカル)
異世界転生あるあるへの鋭いツッコみだけでなく、懐かし作品のパロもちらちら盛り込まれていて、それをみつけるのもまた楽しいです。
上記以外の新作秋アニメ
上記の作品以外のテレビシリーズには、筆者の視聴環境の都合により視聴はできておりませんが、千葉テレビで放送中の「エイリは王さま!」があります。
また、これから第1話が放送される作品に、来月11月17日から始まる「ポケットモンスター」新シリーズが、今月末10月31日から配信が開始される作品に「ケンガンアシュラPart.2」が控えています。
その他にも、既に9月から放送が始まっていた作品には、「かいじゅうステップ ワンダバダ」、「札幌乙女ごはん。(第3弾)」、「おちゃめなシモン」もありました。
これらも含めると、2019秋クールの新作アニメはなんと総数が66本にもなります。
いくら秋の夜長とはいえなかなか本数を追うのは大変かもしれませんが、スポーツの秋・食欲の秋・読書の秋などに並ぶ”アニメの秋”といっていいほど、今期のアニメも大豊作です。
テレビやスマホ、放送に配信と視聴方法も豊富になっていますので、自分の視聴習慣に合ったお気に入りの作品をぜひ探してみてください。