マッシュルとビアードパパが『アメリカで』コラボ!?注目集まる海外でのアニメコラボ
ある日ニュースサイトを眺めていると、話題のジャンプ作品「マッシュル-MASHLE-」が、シュークリーム専門店のビアードパパとコラボするという記事が目に入りました。
作品をご存知であれば“シュークリーム繋がり”だとすぐにピンとくるこのニュース。しかし今回コラボが実施されるのは、なんと日本ではなくアメリカの店舗だったのです。
■「マッシュル-MASHLE-」×ビアードパパコラボ
今回コラボが実施されるのは、全米42店舗のビアードパパ。コラボは今年12月に行われ、作品をテーマにした限定フレーバーや商品の販売が行われるそうです。
ニュース記事によると、店舗では上記の他にも、コンテストや景品が用意されるとのことでした。
日本や一部アジア圏では最早珍しくないアニメ×飲食コラボ。しかしその文化が海外、特に英語圏にまで広がってきていることは個人的にかなり驚きでもあります。
アニメショップ等と違い、今回のビアードパパのような普段アニメファン以外も多く利用する店舗でアニメコラボを実施するには、その国の企業や地域、ファン以外の人々にもそれが抵抗なく受け入れられる土壌が、ある程度必要になってくると考えられるからです。
“世界でもアニメは大人気!”とはいえ、特に英語圏等では、(アニメファンでなくとも話題作を知っているほどアニメが一般にまで浸透している日本と比べ)まだまだアニメは“ニッチ”に位置づけられている印象でした。
しかし今回の事例をみると、従来の“ハッピーミールやおもちゃ屋等でみかける子供向け・マニア向け”とは違ったアニメへの認識が、思った以上に英語圏のアニメファン以外の人々にまで浸透してきていることも窺えます。
実は近年、「ONE PIECE FILM RED」とUSCとのアメフトコラボや、マクドナルドでもハッピーミールだけでなく「呪術廻戦」とナゲットソースのコラボ等、アニメファン以外の生活圏にまで進出する英語圏でのアニメコラボは徐々に増えてきています。
こうした流れもあり、今回のような「実施は海外だった!」というアニメコラボも、今後は益々、様々な地域で増えていくのかもしれません。
- ↓アジア圏内では最早お馴染みの飲食コラボ。NISSINFOODSHKのコラボでは、海外CMにもオリジナルキャストが日本語で声をあてているところが毎回興味深いです。
■おまけ
「実施は海外だった!」コラボといえば、今年海外のマクドナルドで実施されている「遊戯王」×ハローキティアンドフレンズのハッピーミールのおまけが、日本国内でも話題になりました。
こうして最近、海外でのアニメコラボが日本国内でも話題になることが増えてきた背景には、単純にその数が増えてきていることに加えて、こうして日本にいながらも現地の情報にアクセスすることができるソーシャルメディアの影響力もかなり大きいと思われます。