【錦糸町カフェ5選】東京下町情緒を残すこだわり空間でレトロな空間と絶品スイーツ
錦糸町・亀戸副都心として、東京都が策定した7ヶ所の副都心にも指定される錦糸町。
副都心というだけあって、中心部へのアクセスも良好な場所として再開発も進んでいる場所です。
私自身、普段なかなか降りない駅なのですが、実際に訪れてみると、
駅周辺に商業施設が充実していて、暮らしていく上でも不自由ないように感じる場所でした。
そんな錦糸町ですが、元々の下町感あふれる空間だからこそ、
レトロな喫茶店やこだわりのカフェ空間が多いのも特徴的です。
今回の特集では、そんな錦糸町にて注目すべきカフェをピックアップしましたので、
ぜひ、カフェ巡りの参考にしてみてください。
過去の東京下町特集はこちら。
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1. ニット
昭和レトロな純喫茶で、
驚くほど厚みがあるホットケーキを頬張る幸せな時間を過ごしませんか?
創業50年以上の歴史を感じる喫茶店「ニット」には、
いつも幅広い世代のお客さんが懐かしさを求めて遠方からも足を運んでいます。
昔ながらのショーウィンドウには、
ナポリタンやパフェのサンプルが飾ってあります。
そしてお店の扉を開けると、
中は広々としていて革張りのソファー席がずらりと並んでいます。
壁紙のデザインや照明の形はどれも懐かしいデザインで、
暖色の照明が静かで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
このお店は元々セーターを製造する町工場だったそう。
しかし時代の流れにより昭和41年に喫茶店を開くことに。
「せめて名前だけでも残したい」と店名を「ニット」にしました。
店の男性スタッフの制服を見ると、白シャツに蝶ネクタイ、
そしてその上にはお店の雰囲気にもぴったりなワイン色のニットベスト。
お店の歴史を垣間みることができます。
お客さんの声に応えながら柔軟にメニューを増やしていく中で、
人気メニューのホットケーキは生まれました。
シンプルに、でも丁寧に焼き上げられるホットケーキ。
まずは銅板の上に乗せられた丸い専用の型に生地を流し込みます。
そのまま20分じっくりと焼いていきます。
裏返してからその型を外し丸く形を整え更に5分焼き上げます。
そのためホットケーキセットは焼き上がりまで40分くらいかかります。
なので、訪れる際には時間に余裕を持って。
お皿に乗ったホットケーキの厚みは2センチ。
2枚重ねられるとボリュームに驚きます。
上にはちょこんとバターが乗っかっていて焼き色も美しく、
生地の香ばしい香りとバターの豊かな香りがなんとも幸せな気持ちにさせてくれます。
外はパリっと、中はふわわわの食感。
バターやシロップがよく染み込んで見た目とは裏腹にペロリと食べてしまいました。
<<ホットケーキセット>>
900円(税込)
営業時間: 9:00~20:00
定休日:日曜日
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:JR錦糸町駅より徒歩4分、
東京メトロ錦糸町駅より徒歩3分
座席:60席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、QRコード決済◎、現金◎
2. COFFEE MIKADO
昭和から続くレトロで素敵な雰囲気のお店で、
ずっと変わない定番の喫茶店ランチをじっくり堪能しませんか?
COFFEE MIKADOは、
入口のショーケースにメニューのサンプルが並び、
昭和の喫茶店がそのまま残り、
懐かしい雰囲気を味わうことができます。
扉を開けて中に入ると天井には煌びやかなシャンデリアが飾られ、
ソファー席がずらりと並んでいます。
特にユニークで今では珍しいのが、テーブルがゲーム機になっているところです。
ここは美味しいコーヒーはもちろんのこと、
りんご、バナナ、ミカンやチョコレート、
そしてバニラアイスがのったカラフルでボリューム満点のレトロなパフェが今でも人気です。
そしてボリュームあって懐かしい定番メニューの、
喫茶店ランチを楽しみに来られるお客さんも多いんだとか。
昔ながらのトーストやサンドイッチ、
ナポリタンスパゲッティやオムライスや豚の生姜焼き定食もあって、
気取らない、なんだかホッとする味だと喜ばれています。
この日は隠れ人気メニューのハンバーグサンドイッチを注文。
お店の厨房で手ごねして焼き上げたハンバーグは、
ジューシーで柔らかく味も量も大満足でした。
<<ハンバーグサンド>>
900円(税込)
<<ブレンドコーヒー>>
500円(税込)
営業時間:
平日、土:11:00-21:00
日:9:30-16:30
定休日:月曜日、祝日
アクセス:JR錦糸町駅より徒歩4分、
東京メトロ住吉駅より徒歩7分
座席:50席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード×、電子マネー×、QRコード決済×、現金◎
3. すみだ珈琲
食べログカフェ百名店2022にも選ばれる錦糸町の名店。
地域の人たちにも愛されるカフェで、
歴史ある江戸切子のカップに淹れたこだわりの一杯を。
このお店は2012年「気軽に美味しい珈琲が味わえて、心地よい社交場を作りたい」
という店主の想いが形となってオープンしました。
それまでの飲食店立ち上げに関わる仕事で偶然訪れた喫茶店で、
衝撃的に美味しい珈琲に出会い喫茶店をやろうと決めたんだとか。
墨田は元々父が古くからガラスメーカーを営んでいた街。
せっかくこの街でお店をやるならば、
伝統工芸である江戸切子を日常で楽しむ提案をしたい!と、
温かい飲み物も楽しめるカップを職人たちと一緒に開発しました。
お店のある建物は、元々草履職人さんたちの作業の場だった古民家。
リノベをして2階まで吹き抜けに、
1階の入り口は、誰もが気軽に入りやすい木枠のガラス引き戸になっていて、
中からも街の様子を眺めることができるようになっています。
そしていつもスイーツの焼ける甘い香りや珈琲の香りが漂っています。
メニューはどれもシンプルだけど丁寧にこだわって作られたものばかり。
まず珈琲は酸味や苦味などの味わいが、
しっかりと感じられるテイストものが選ばれています。
注文が入ってから1杯1杯丁寧に、
手でペーパードリップをしてくれます。
その1杯を美しい江戸切子のカップで楽しむことができるのは、
ちょっと贅沢な気分です。
そして軽食やスイーツは日替わりの焼き菓子が特に人気です。
タルトやマフィン、クッキーサンドなどどれも目移りしてしまいます。
常連さんにお菓子研究家の方がいて、
アドバイスを受けながら今でも新しいお菓子が誕生しているんだとか。
この日は、モカチーズケーキとすみだブレンドを注文しました。
モカチーズケーキは、
こだわりの珈琲を使用し、ベイクドケーキなのに見た目よりも濃厚で、
しっとりとした食感が楽しめ食べ応えがあります。
すみだブレンドは、
その日の気分で深煎・やや深煎・浅煎の3種類から選ぶことができます。
ハンドドリップの珈琲を伝統工芸のカップでゆっくりと楽しめますよ。
<<モカチーズケーキ>>
550円(税込)
<<すみだブレンド>>
550円(税込)
営業時間: 11:00~19:00
定休日:水曜、第2・4火曜
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:JR錦糸町駅より徒歩6分、
東京メトロ錦糸町駅より徒歩5分
座席:12席
電源:なし
Wi-Fi:なし
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
4. macchinesti coffee
アメリカ・シアトルのカフェの雰囲気をそのままに、
技術の高いバリスタのコーヒーとアメリカンスタイルのスイーツを楽しめるお店です。
日本を訪れる外国人観光客にも人気のこのカフェは、
今でこそよく見かけるようになった本格的なスペシャリティコーヒーを、
日本でいち早く取り入れたお店です。
スペシャリティコーヒーとは、
通常のコーヒーよりも高いレベルの香りと風味をもつコーヒーのこと。
こだわりの焙煎技術と十分にトレーニングされたバリスタの存在、
信頼できる農園の「産地の景色が見えるコーヒー豆」を使用していて、
実はコーヒー通の間でも有名なお店なんです。
このお店は最初2000年9月に東麻布にオープンしました。
シアトル在住のオーナーが東京にも美味しいカフェを作りたい、
と現地で人気のある信頼できるカフェ、
「エスプレッソビバーチェ」が焙煎した豆を、
クール便で毎週輸入してコーヒーを提供していました。
お店の目印は「artisan roasted coffee」と書かれた黄色い看板と、
「Espresso」のおしゃれなネオンサイン。
珈琲豆の焙煎に対するプライドと、エスプレッソへの愛が伝わって来るようです。
白い扉を開けて中に入ると、落ち着いた照明と、シルバーと淡い木目調のインダストリアルな空間。
かっちりしすぎず、でも緩すぎない丁度いい雰囲気のお店です。
エスプレッソのメニューが、
オリジナルも含めてとても豊富で、どれを注文しようか迷ってしまいそう。
お店には、ビジュアルが載っているメニューもあり安心して選ぶことができます。
お店のおしゃれなロゴが付いた素敵なオリジナルカップと、
コースターで提供されるのも嬉しいポイントです。
そしてドリンクとぜひ一緒に楽しみたいのは、アメリカの家庭でよく作られる定番のスイーツです。
アップルパイやマフィン、フルーツタルト、
週末にはココナッツクリームパイなどどれもビッグサイズで、
全てお店のスタッフの手づくりです。
この日に注文したのはアップルパイとカプチーノです。
アップルパイは中にリンゴがたっぷりゴロゴロ入っていて、
見た目だけでもワクワクしてしまいます。
もちろん味もとっても美味しく、コーヒーとの相性も抜群でした。
カプチーノは大きめのカップに、ふわっふわのフォームドミルクがのっています。
バリスタの心のこもったいっぱいをじっくりと味わうことができました。
<<カプチーノ>>
500円(税込)
<<アップルパイ>>
700円(税込)
営業時間: 10:00~19:00
定休日:火曜
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:JR錦糸町駅より徒歩12分、
都営新宿線菊川駅より徒歩9分
都営大江戸線両国駅より徒歩12分
座席:20席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
5. uni CAFE
北欧をイメージしたナチュラルで柔らかい色調のインテリアのカフェの、
シェフこだわりの手作りスイーツでほっこりしませんか?
レトロなビルの1階をリノベしたシンプルなグレーの外壁に、
木でできた扉が印象的な小さなuniCAFE。
中に入ると木で作られたテーブルや椅子が並び、
一人でゆっくりできるカウンター席や、
おしゃべりにぴったりな2人掛けのテーブル。
大きなテーブルにソファ席もあってグループでまったりもできます。
白い壁に落ち着いたデザインの吊り下げ式の照明や、
テーブルランプも可愛くて、
心からホッとリラックスして過ごせるカフェです。
このお店の名前uniとはフィンランド語で「夢」という意味。
夢見心地で過ごせるカフェを作りたいという想いから付けられたそう。
名物のスイーツは、イタリアンレストランで経験を積んだシェフが素材にとことんこだわり、
心を込めて手作りで作られています。
ランチやパンも隠れた人気者なのですが、
こだわり素材で作られた自家製のデザートがお目当ての方が本当に多いんだとか。
例えばタルトやパイは、秋には「お芋と栗のタルト」「パンプキンパイ」、
春には「ベリーとピスタチオのタルト」や「苺とカスタードのホットパイ」と季節ごとに新作が登場します。
それ以上に人気なのがプリンやチーズケーキのシリーズです。
基本のベークドチーズケーキは、
濃厚さの中にさっぱりとしたレモンの酸味が感じられ、
中は柔らかいのに全粒粉を使用した下地は香ばしくサクサク。
そのコントラストを楽しみながら味わうことができます。
季節ごとに「ショコラバスクチーズケーキ」や「黒胡麻チーズケーキ」など限定ケーキも登場します。
そしてプリン。
卵黄と生クリームをたっぷりと使った濃厚な味わいと滑らかな食感が楽しめます。
口に含むとバニラの香りもしっかり楽しめますよ。
このプリンを主役にしたプリンパフェはちょうどいいサイズで、
見た目も可愛くSNSでもすごく話題になっています。
今日は人気のバスクチーズケーキのシリーズで、
春の新作「苺のバスクチーズケーキ」を注文しました。
トロトロの生地の中に苺のプチプチを感じます。
その上にさらに苺クリームと苺ソースがかかり、
ああ春がやってきたな〜と旬の味をたっぷりと楽しめました。
そしてセットのカフェラテを。
もしかしたら可愛いラテアートを描いてくれるかもしれませんよ。
<<苺のバスクチーズケーキ(セット)>>
1,300円(税込)
<<セットカフェラテ>>
+100円(税込)
営業時間:
水~日 11:30-21:30
月・火 11:30~18:00
定休日:不定休(公式Instagramの確認を推奨)
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:JR錦糸町駅より徒歩7分、
東京メトロ錦糸町駅より徒歩6分
座席:25席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎