「スイカの白い部分」←「捨てないで!」料理人からのお願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
夏を代表する果物、「スイカ」。皆さんはもう今年初のスイカを食べましたか?スイカなしでは夏を乗り越えることはできません!甘くて、水分がたっぷりなスイカは、暑い夏にぴったりのデザートです。
スイカは水分量がとても高く、果肉の約90%が水分だと言われています。また、カリウムをはじめとするミネラルも豊富で、エネルギーに変わりやすい果糖やブドウ糖も含まれていることから、スイカを食べるだけで熱中症や夏バテの予防に効果的です!
そんな夏に欠かせないスイカですが…多くの人が「もったいないこと」をしています。それは…「白い部分を捨てること」です。
『アレって捨てるものじゃないの?』と思ったそこのあなた!ぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 「白い部分」の正体とは?
- 白い部分に含む栄養素
- スイカの皮の醤油漬け
- まとめ
「白い部分」の正体とは?
皆さん、食べた後の「スイカの皮」を思い出してみてください。どうでしょうか?白い部分が残っていませんか?
実は、この白い部分(果皮)は食べることができ、栄養価も高いため、捨てるのはもったいないのです。
一体、白い部分にはどのような栄養素が含まれているのか?見てきましょう!
白い部分に含む栄養素
白い部分には、赤い果肉部分の2倍もの量の「シトルリン」という栄養素が含まれています。
【シトルリンとは】
体内の老廃物を体外へ排出するのをサポートしたり、抗酸化作用やコラーゲンの分解を抑える働きがあるので、紫外線から肌を守るのにも役立ちます。
そんな素晴らしい「シトルリン」が赤い果肉部分の2倍もの量を含んでいるなんて驚きですよね!
『今まで、白い部分を捨てていたのを後悔してきたわ』と思う方が続出してきたのではないでしょうか。
白い部分はもちろん栄養が豊富ですが、なんといっても「食感」がめっちゃ良い!シャキシャキレベルが高く、サラダやピクルスなど、様々な料理に活用できます。
スイカの皮の醤油漬け
せっかくなので、白い部分を使ったレシピを1つ皆さんにお教えしましょう!
今回、お教えするのは「スイカの皮の醤油漬け」です。
炒めたりするのも、もちろん美味しいですが…個人的に「漬け物」がベストです。
【材料】
・スイカの皮:200g
★醤油:大さじ2
★酢:大さじ1
★ごま油:小さじ1
・炒りごま:お好み
【作り方】
① 赤い果肉部分と皮部分を包丁で切り分ける。
② 緑の皮の部分を「ピーラー」で剥く。
③ 残った白い部分は食べやすい長さに切る。
④ ③と★を混ぜ合わせ、冷蔵庫で3時間ほど漬ける。
⑤ お好みで炒りごまを振って完成です。
まとめ
- スイカの白い部分を捨てるのはもったいない
- 白い部分には赤い果肉部分の2倍もの量の「シトルリン」が含まれている
- シトルリンは体内の老廃物を排出し、抗酸化作用やコラーゲンの分解を抑えて紫外線から肌を守る
- オススメの食べ方は「漬け物」