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映えスイーツにアートも!神戸ポートタワー リニューアルオープン初日の様子を動画で【神戸市中央区】

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)
画像提供:紫月ゆず

1963年に誕生した神戸のランドマークとも言える神戸ポートタワーが2024年4月26日(金)リニューアルオープンしました。その優美さから「鉄塔の美女」とも呼ばれてきたそのタワーは、「赫(かがやき・brilliance)」というコンセプトのもと、今風のコンテンツ、仕掛けを用意し、より魅力的に大きくバージョンアップ!その全貌をお伝えすべく、オープン初日に行ってきましたので、動画を交えてご紹介します。

こちらが、低層1階にあるチケット売り場。有料ゾーンの展望フロア・屋上デッキへの入場は、日時指定のチケットが必要です。WEBサイトで購入できますが、時間枠に空きがある場合に限り、当日券をこちらで販売。

筆者は事前にWEBで購入し、14時頃に訪れましたが、その時点では15時〜16時、19時以降に空きがわずか(△)という状況でした。

まずは、エレベーターで展望フロアへ。

エレベータ―がまず到着するのは展望5階の「Smile Park」。映え写真が撮れるフォトスポットが複数設置されています。

窓には、その方面にあるスポットを神戸で撮影された映画やドラマのロケ地とともに紹介しています。これはいいアイデアですね!その作品を観た方なら、ロケ地に行きたくなっちゃいます。以前記事でご紹介した浜辺美波さんが主演の映画「思い、思われ、ふり、ふられ」もありました。

海猿が神戸空港沖で撮影されてたなんて、知らなかった〜

他にも多数の作品が紹介されているので探してみてくださいね。

さていよいよ、今回初めて設けられたオープンエア空間の屋上デッキ「Brilliance Tiara」へ。地上約100メートル付近の屋上に設けられたデッキはリニューアルの目玉と言ってもいいでしょう。ここを訪れないと帰れませんよー。

階段を上がると、そこには360度どこを見ても神戸の風景が!新しくなった神戸ポートタワーには、コンセプトであるブリリアンスな仕掛けが多数用意されていますが、これが最大の輝きを増す場所ともいえます。

安全の為、頭の上あたりまでガラス張りにはなっていますが、床まで透明で真上は空しか見えないので、タワー頂上に立っていることを実感させてくれる圧巻の光景。

神戸の街は海と山が近いのが特長ですが、それを目の当たりにできるのが魅力。海から山へと移り変わる景色を存分に味わえます。

「BE KOBE」もありますよー

今回のリニューアルで最も重視されたのが耐震補強。鼓型の赤色の鉄骨構造はそのままに、タワー最上部(頂部)に、地震が発生すると揺れに同調しておもりが振動し、その揺れを抑制する制振装置のダンパーが設けられました。ぜひ振り返ってこの部分も見ておきましょう。

展望4階へ降りるとあるのが、“赫(かがやき)”がテーマのミュージアム「Brilliance Museum」です。

壁を叩くと花火が上がったりと、インタラクティブな体験ができるアートが面白い!ぜひこれは動画でご覧ください。(1:06あたり)

【動画】神戸ポートタワー リニューアルオープン初日に行ってみた! 約2分(あえてBGMは入れていません)

そして、展望3階は、回転カフェ&バー「Ready go round」。リニューアル前からあった床が30分で360度回転する国内でも珍しい仕掛けですが、タワーで回転するのはここだけ。

神戸にはもう一つ、須磨浦山上遊園にもあり、以前こちらの記事でもご紹介しました。こんな昭和を感じさせる珍しいものが神戸には2つもあるなんてすごいですよね。

「Ready go round」では、オリジナルドリンクやスイーツなどの軽食を楽しめますが、神戸ポートタワーをモチーフとした映えるスイーツがいっぱい!

これは、「真っ赤なベリーの神戸ポートタワーパンケーキ」「神戸ポートタワーカラフルカクテルソーダ(赤)」です。メニューの詳細はこちらを!

画像提供:紫月ゆず
画像提供:紫月ゆず

展望2階へ降りると、ここでしか手に入らない神戸ポートタワーオリジナルグッズなどのお土産が目白押しの「Kobe Port Tower Shop by Felissimo」が。

動物が神戸ポートタワーを抱いてるやつめっちゃ可愛い!

展望1階は、ユニークな展示空間の「Gallery 360」。ミュージックビデオやCM、商品デザイン、空間プロデュースなど、アートディレクターとして幅広いジャンルで活躍し、Z世代から絶大な支持を受ける「ヨシフクホノカ」さんの作品を展示中。

作品に気を取られていると見逃しちゃいますが、足元にはこんなものも!一部ガラス張りになっていて、地上75mからタワーの真下をのぞくスリルを体験できます。

そして、無料ゾーンの低層3階/4階には、神戸・兵庫産のフルーツを使ったスイーツやドリンク、軽食などからしっかりとしたお食事も楽しめるカフェ&バー「PORT TERRACE」があります。

低層2階には、「ビームス ジャパン 神戸」が。バイヤーがセレクトした日本全国の逸品や神戸店限定商品も。

“じばさんぴん”のセレクトショップ「イコリ」では、神戸名物の地ソースなどを販売。「ポートアレイ」では灘五郷の日本酒の試飲販売コーナーが設けられています。

いかがでしたか?
リニューアルオープンした神戸ポートタワーの全貌をお届けしました。

オープン直後は満員で見るのも大変かなと危惧していましたが、展望フロアや展望デッキは日時指定チケットで人数制限しているせいか、ゆっくりと見られましたよ。ぜひGWに訪れてみてくださいね。

チケット購入等については、以前アップしたこちらの記事もご参照ください。

基本情報
施設名称:神戸ポートタワー
住所:兵庫県神戸市中央区波止場町5-5
アクセス:神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」出口2から徒歩5分・JR/阪神「元町駅」西口から徒歩15分・JR「神戸駅」南口から徒歩15分・阪神/阪急「高速神戸駅」東口から徒歩20分
ポートループ(連節バス)・シティループをご利用の場合は、「ポートタワー前」または「かもめりあ」で下車。
駐車場は近くの「タイムズ メリケンパーク駐車場」や「オリエンタルホテル駐車場」をご利用ください(神戸ポートタワーの専用駐車場や提携駐車場はありません。)

神戸ポートタワー 公式サイト(詳細・営業時間など)

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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