わかりやすい!工場みたいなカフェのハンドドリップセミナーに参加しました【那覇市】
以前、「製造過程も見られて安心!工場みたいなカフェ再び【那覇市】」のタイトルで「YAMADA COFFEE OKINAWA chapteR」を紹介しました。
好きで何度も伺っているカフェですが先日「YAMADA COFFEE OKINAWA chapteR」(以下YAMADA COFFEEと表記します)に伺うと「ハンドドリップ実習セミナー」の開催のおしらせがあったので参加させていただくことにしました。
いつもの客席の風景
いつもはこんな感じでコーヒーを飲んでいます。製造工程が見られることとスタッフさんとの距離感が程よいので落ち着ける雰囲気です。
「ハンドドリップ実習セミナー」の様子
いつもは入れないカウンターの内側にセミナー用の席が設けられました。
「YAMADA COFFEE」のコーヒー抽出の考え方はズバリ
METHOD < THINKING
METHODとはやり方、方法で THINKINGとは考え方のこと
つまり、やり方や方法よりも考え方を重要とするということです。
「ハンドドリップ実習セミナー」では「YAMADA COFFEE」で使っている「KONO」のドリッパーで行われました。
ですが「YAMADA COFFEE」は「KONO」のドリッパーがイチオシと言うわけではなく、ペーパードリップは安価で手入れが簡単であり、クリアなコーヒーの液体が得られるので採用しているそうです。
ペーパーフィルターのデメリットとしては、コーヒーの成分が紙に吸われてしまって軽くなりがちであること、注ぎ方によって味がブレてしまうことです。
どの器具を使ってもメリットもデメリットもあるので、考え方を重視するということです。
この日はケニアの豆を使って「ハンドドリップ実習セミナー」が行われました。
まずはコーヒーの粉の香り=フレグランスを確認します。出来上がったコーヒー液の香りはアロマと言います。香りはとても重要です。
「ハンドドリップ実習セミナー」で教えていただいた手順
ハンドドリップは濃厚な液体を作って希釈すると考えます。
1.ビーカーにドリッパーを乗せ、ペーパーフィルターをセットし、コーヒーの粉を1杯半入れて平らにならしておく。
2.コーヒーの粉のまん中に、ほんの少しお湯を入れる。しずくを垂らすくらいのつもりで何度も行う。この時、コーヒーの液体は落ちない。
3.1分くらい経ったら、まん中から外に向かって円を描くように、お湯を注ぐ。
4.だいたい3分を目安にお湯を注ぎ、150CCのコーヒーを得られたらドリッパーをはずす。
スタッフさんの合図に従って、ハンドドリップでコーヒーを淹れました。
出来上がったコーヒーを飲んでみました。
私は他でもハンドドリップの淹れ方を教えてもらったことはありましたが、それとはまったく異なったやり方でしたが、おいしいコーヒーが淹れられたので目からウロコの気分でした。
自分のコーヒーを飲んだ後で参加者6人のコーヒーを味見させてもらいました。
確かにまったく同じコーヒー豆と器具を使っているのに同じ味はありませんでした。
ですが、どれが正解と言うわけではなく、自分の好みの濃さに淹れられるようになれば良いとのことで、どれもが正解なんだそうです。
たった30分のセミナーでしたが、とてもわかりやすく教えていただいたので、もう一回やりたいなと思っているとスタッフさんが「もう一度やってみましょう」と言ってくださいました。
先ほどの手順を踏まえつつ、ゆっくりゆっくりとお湯を注いでいきます。
先ほどよりはいいかな?もう少しゆっくりでもいいかな?なんて考えながら飲むのも楽しいです。
また他の参加者さんのコーヒーを味見させてもらいました。コーヒーの濃さはもちろん、香りも異なっているのが面白いなと思いました。
「ハンドドリップ実習セミナー」に参加すると「KONO」のドリッパーがプレゼントしていただけたので、家で何度も淹れてみたいなと思いました。
今回の「ハンドドリップ実習セミナー」はすでに満席になったそうですが、12月以降、また別のセミナーも予定されているそうで、こちらも楽しみにしています。
「YAMADA COFFEE」の基本情報
@yamadacoffeeokinawachapter
住所:沖縄県那覇市泊2-15-6
TEL :098-975-5590
営業時間: 10 : 00 ~17:00
定休日 : 月曜日
駐車場:店舗の前に2台分有