先日「わかりやすい！工場みたいなカフェのハンドドリップセミナーに参加しました」のタイトルで「YAMADA COFFEE OKINAWA chapteR」のハンドドリップセミナーに参加した様子を紹介しました。

ハンドドリップセミナーに引き続き、「コーヒー基礎知識セミナー」が開催され参加してきましたので、ご紹介します。ネタバレになっちゃったらごめんなさい。

「YAMADA COFFEE OKINAWA chapteR」（以下「YAMADA COFFEE」と記載します。）に到着しました

前回は到着が遅くなってしまい慌ててしまったので、早めに家を出たら今度は早過ぎてしまいました笑

今回は2時間半くらいのセミナーで私を入れて6名の参加者でスタートしました。

「YAMADA COFFEE」の理念は「trust your sense（トラストユアセンス）」

まずは座学です。オーナーさんが説明してくださいますが、私達はただ聞いているだけでなく投げかけられた問いに答えるカタチでした。

今回のセミナーのテーマは「trust your sense（トラストユアセンス）」です。直訳すると「あなたの感覚を信じて」となります。これは「YAMADA COFFEE」の理念であり、セミナーの答えなんだと思います。

おいしいコーヒーとはなにか？これは自分にとっておいしいコーヒーはなにか？ということです。

ネットなどに情報はあふれていますが、これは外部からの客観的なモノサシです。

前回同様「METHOD < THINKING」で自分の内部に潜む主観的なモノサシを持ちましょうってことです。

おいしいコーヒーには理由があります。わかった上で選ぶと良いのでおいしいコーヒーを飲むためには知識が必要となります。

コーヒーのおいしさは何で決まるかというと

1.土壌、気候

2.コーヒー豆の品種

3.栽培、精製

4.ロースト（焙煎）

5.抽出

この順位でおいしさが決まります。つまりは農作物のひとつであるコーヒー豆そのものをリスペクトして、抽出でおいしくしてやろうなどおごった考えを持ってはいけないということです。

焙煎の違いで味が異なることを体感しよう

セミナーの後半は実践方式で、焙煎の違いで味が異なることを体感しました。

コーヒーの淹れ方は前回のセミナーと同様ですが、コーヒーの粉の量を変えます。

ミディアムロースト：15g

シティロースト：20g

フレンチロースト：25g

粉を測ってコーヒーミルで豆を挽くところからやらせていただきました。

どれも同じグアテマラ、サンタカタリーナ産の品種はブルボンでウォッシュドのコーヒー豆です。焙煎だけ異なります。

ミディアムロースト

アロマは青い、若々しい感じがします。

飲んでみると酸味がしっかりしていて、後から甘みが感じられます。

シティロースト

香ばしい香りがします。飲んでみると香ばしく、酸味は感じられるものの尖っておらず、ミディアムローストとは異なる酸味です。甘みとキャラメル感があります。

フレンチロースト

ロースト香が強く感じられます。シナモンぽい気もします。

飲んでみると濃厚さを感じますが、思いのほか後味が軽やかです。

自分の好みを信じていいのですが「なんとなく好き」ではなくて、「こういう豆だから自分の好みに合ってる」という裏付けを持ちましょうってことだと思いました。

内容盛りだくさんでしたが、とてもわかりやすく興味深いセミナーでした。是非ともまた参加してみたいと思います。

「YAMADA COFFEE」の基本情報

地図はこちらです。