Yahoo!ニュース

レンコンは「水に浸して保存して下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「レンコン」は好きですか?

レンコンは「秋」から「冬」にかけてが最盛期です。そのため、今がまさに美味しく楽しめる絶好の時期!

レンコンは「煮物」にしてももちろん美味しいのですが、私のお気に入りは、「天ぷら」。ホクホクとした食感が好きなら「厚めに切る」、カリッと香ばしい仕上がりが好みなら「薄めに切る」といいですよ!

そんな魅力的なレンコンですが、皆さんは正しく保存を出来ていますか?

今回の目次

  1. レンコンは変色しやすい
  2. レンコンは水に浸して保存する
  3. レンコンの正しい保存方法
  4. まとめ

レンコンは変色しやすい

レンコンを保存する際の最大の悩みは何ですか?と聞かれると、ほとんどの人が間違いなく、「変色」と答えるでしょう。皆さんもお気づきとは思いますが、レンコンは変色しやすい野菜です。
でも、なぜレンコンはこんなに変色しやすいのでしょうか?その原因は、「タンニン」という成分にあります。

タンニンは…ポリフェノールの一種で、空気中の酸素やレンコンに含まれる鉄分と反応して「酸化」する性質を持っています。この酸化が起こることで、レンコンが黒くなってしまうのです。

分かりやすく言い換えると、りんごが変色する原理と同じです。

レンコンは水に浸して保存する

では、どう保存すれば「変色」を防げるのでしょうか?

その答えは…「水に浸して保存する」こと!

レンコンを水に浸して保存することで、酸素との接触を防ぎ、変色を抑えることができるのです!水だけでも効果はありますが、もし余裕があれば、水に少し酢を加えるとさらに効果的です。酸性の作用で酸化を抑え、レンコンの白さをより長く保つことができます!

よく、ラップに包んで保存する方もいらっしゃいますが、実はラップでは十分に酸素を遮断できないため、変色を防ぐことは難しいのです。

レンコンの正しい保存方法

水に浸して保存する上で、欠かせない重要なポイントがあるのでそれも交えつつ「レンコンの正しい保存方法」の、一連の流れを詳しく解説していきたいと思います。

①レンコンがすっぽり入る大きめの容器にレンコンを入れる。

②レンコンが完全に浸るほどの水を入れて蓋をする。

③冷蔵庫で保存する。

こちらの方法で、2週間ほどレンコンを新鮮な状態で保つことができます。そして、今から重要なポイントを言うので、よく覚えてくださいね!

それは…水は毎日取り替えること

まとめ

  • レンコンは「変色」しやすいので、保存方法が重要。
  • 変色の原因は「タンニン」による酸化。
  • レンコンは水に浸して保存することで酸化を防げる。
  • 水は毎日取り替えること

ぱぷちゃんのおすすめ記事がLINEに届きます!
料理に役立つ情報をまとめてお届けするアカウント・ぱぷちゃん「料理のトレンド速報」が9月25日から配信スタート。
毎週水曜日・土曜日の18時00分にお届けします。
ぜひ、友だち追加してご覧ください!

<友だち追加の方法>
■下記リンクをクリックして友だち追加してください
LINEアカウントメディア(外部リンク)
※本リンクは「Yahoo!ニュース エキスパート」との取り組みで特別に設置しています。

料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

ぱぷちゃんの最近の記事