レンコンは「水に浸して保存して下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「レンコン」は好きですか?
レンコンは「秋」から「冬」にかけてが最盛期です。そのため、今がまさに美味しく楽しめる絶好の時期!
レンコンは「煮物」にしてももちろん美味しいのですが、私のお気に入りは、「天ぷら」。ホクホクとした食感が好きなら「厚めに切る」、カリッと香ばしい仕上がりが好みなら「薄めに切る」といいですよ!
そんな魅力的なレンコンですが、皆さんは正しく保存を出来ていますか?
今回の目次
- レンコンは変色しやすい
- レンコンは水に浸して保存する
- レンコンの正しい保存方法
- まとめ
レンコンは変色しやすい
レンコンを保存する際の最大の悩みは何ですか?と聞かれると、ほとんどの人が間違いなく、「変色」と答えるでしょう。皆さんもお気づきとは思いますが、レンコンは変色しやすい野菜です。
でも、なぜレンコンはこんなに変色しやすいのでしょうか?その原因は、「タンニン」という成分にあります。
タンニンは…ポリフェノールの一種で、空気中の酸素やレンコンに含まれる鉄分と反応して「酸化」する性質を持っています。この酸化が起こることで、レンコンが黒くなってしまうのです。
分かりやすく言い換えると、りんごが変色する原理と同じです。
レンコンは水に浸して保存する
では、どう保存すれば「変色」を防げるのでしょうか?
その答えは…「水に浸して保存する」こと!
レンコンを水に浸して保存することで、酸素との接触を防ぎ、変色を抑えることができるのです!水だけでも効果はありますが、もし余裕があれば、水に少し酢を加えるとさらに効果的です。酸性の作用で酸化を抑え、レンコンの白さをより長く保つことができます!
よく、ラップに包んで保存する方もいらっしゃいますが、実はラップでは十分に酸素を遮断できないため、変色を防ぐことは難しいのです。
レンコンの正しい保存方法
水に浸して保存する上で、欠かせない重要なポイントがあるのでそれも交えつつ「レンコンの正しい保存方法」の、一連の流れを詳しく解説していきたいと思います。
①レンコンがすっぽり入る大きめの容器にレンコンを入れる。
②レンコンが完全に浸るほどの水を入れて蓋をする。
③冷蔵庫で保存する。
こちらの方法で、2週間ほどレンコンを新鮮な状態で保つことができます。そして、今から重要なポイントを言うので、よく覚えてくださいね!
それは…水は毎日取り替えること
まとめ
- レンコンは「変色」しやすいので、保存方法が重要。
- 変色の原因は「タンニン」による酸化。
- レンコンは水に浸して保存することで酸化を防げる。
- 水は毎日取り替えること