【妊婦日記】8週目「体のメンテ」
リモートやオンラインが主流になりつつあるこのご時世。地方に住んでる者にとってはそれはそれは恩恵を受けております。
移住した当初は、ここの医院に通うためにもちょくちょく東京さ行きてぇな~なんて思っておりましたが、そんな必要もなく指先でちょちょいのちょいでございます。
アプリ内で処方箋も発行してくれるから、あっち行ったりこっち行ったりする必要もなし。とにかく便利すぎる。
処方してもらった漢方は、つわりに効果があるものや、産婦人科の三大漢方薬といわれているうちのひとつなど、今まで飲んでたものとはガラリと違う。
そして漢方に対する期待値にも変化が。これまでは飲み過ごしたりして若干、いえかなり適当に付き合っていたんだけど、今となってはとにかく真剣。流産防止に効くと聞けば必死に飲み、つわりが軽減されると聞けばどんなに吐き気がしても絶対に飲んでやるッ!!といった具合。
もうちょっと力抜ければいいんやろうけど…毎日が真剣勝負でした…
なにかひとつがすっごく深刻というわけではないけど、あらゆる不調が同時進行で襲いかかってくるのでとにかくしんどかった時期。
この不調がいつまで続くのが分からないってのがこれまたおそろしい、、しかし人間を作ってるんだから、これだけのエネルギーを消費して当たり前なのであろう。
この微熱は胎盤が完成するときくらいまで続いた気がする。
だいたい7週目くらいから、胎盤というスーパー臓器の制作がはじまっていたらしく、完成には2ヶ月くらいかかるとのこと。
胎盤がなぜスーパー臓器なのかというと、胎児が欲しいものだけを母体から受け取り、いらんものは母体へ返却する、といったものすごい重要で賢さを必要とする数々の仕事を担っているからなんだとか。
血液型の違うもの同士の母親と胎児の血液が、混ざることなく過ごせているのも胎盤のおかげらしい。
こっちが黙ってても体が勝手にどんどん進めていってくれる。おバカな頭は全然追いついてません!