なんとかブルーってやつなのか分からんが、そんなジャンル分けされるのもムカムカしていそうな、そんな許容範囲狭すぎな妊婦がいたそうな…

いやはや、体の変化もすごいけど、心のウェ〜ブもすさまじい。

お祝いの言葉をかけられれば「無事に産まれるか分からんし」とボヤき、「大丈夫だよ」などと励まされれば「なんで大丈夫っていえるわけ？」と問い詰めたい衝動にかられ、とにかく何をされても言われてもイヤ、イヤイヤ期。もう、手に負えません！！

当時は感染症流行に伴いステイホームの時期で、私はかなり助かった。

それでもさらに、人に会わないように会わないように、もともとひとり遊びが好きだったけど、もっともっとひとりに、ひとりぼっちになれる、外の世界のすべてから遮断された場所を求めて暮らしていた。

オットはいつも周りの人たちにいい人だいい人だと言われていたけど、私が妊娠してからますますいい人になっていったらしい。私の不条理な言い分を1ミクロンも否定せず、ドロドロした悪口にのっかってくれ、私が文句を言えば次の瞬間に「ごめんね」と言う。

この美しいほどの反比例具合よ！